昨日は歩道を塞いでいた倒木
のこぎりでカットされ
歩道は通行できるようになっています。
倒れてしまった庭木。
危険な状態は脱したようです。
昨日消えていた信号機。
今朝は復旧しています。
この景色だけ見ていると
復旧活動は進んでいるのかなと思ってしまいますが
停電情報を見ると、このエリア(千葉市緑区の一部)だけで
1400件ほどが停電中。
復旧作業は、あまり進んではいないようです。
夜になり、50mほど離れたエリアが
真っ暗なことを確認しました。
なぜ、そこだけ停電なのかよく分かりません。
電線が切れているのでしょうか?
今日は、JR外房線が遅延しながらも走っていますが
車窓の光景には
屋根に台風の被害を受けた家が目立っているそうです。
千葉市の近隣エリアは、
もっとひどい状況です。
停電に加えて、断水も続いています。
スーパーなどの店舗も多数が閉店中。
そのため、スーパーがオープンしている千葉市緑区などのエリアに
人が殺到し、氷、弁当、惣菜、水などを中心に
品薄状態が続いています。
ポリタンク、懐中電灯、電池も売れて品薄。
ウェットティッシュ、カセットガスも売れ筋。
暑いので、冷却ジェルシートやアイスクリームも人気です。
ガソリンスタンドには長い列。
ガソリンの供給量も不足しているようです。
事前の備えも大切ですね。
自宅から5kmほど離れた知り合いの農場。
3年前、ビニールハウス作りをお手伝い。
そのビニールハウスが2棟ともつぶれています。
同じような被害が多く、資材不足などにより
年内の再建はできないようです。
ハウスだけでなく、作物も壊滅状態です。
その他、千葉市内ですが
週末ファーマーズ倶楽部でお世話になっている農場も
いちごハウスの屋根が飛んでしまいました。
週末ファーマーズ倶楽部のファーマーズ畑は
夏野菜、植えたばかりのハクサイ、キャベツなど
跡形もない状態で、
今年の週末ファーマーズ倶楽部の活動は休止。
その他にも、
あったはずの小屋がなくなっていた農家さんなど
千葉市内、千葉市近郊での農業被害は甚大です。
週末ファーマーズ倶楽部でお世話になっている
君津市の農家、岩田さんは鉄塔が倒壊した君津市在住。
先週連絡を取り合って、
稲刈りが完了して、乾燥が済む9月8日以降に
新米を買いに行く約束をしました。
しかし、現在、連絡が取れません。
メール、携帯電話、固定電話、全てダメ。
停電に加え、電話も通じていないようです。
ご家族で暮らしてらっしゃるので
大丈夫だと思いますが
南房総は高齢化が進んでいます。
高齢者だけの世帯や一人暮らしの場合
とても危険な状態だと思います。
ここからは想像です。
上の写真のように切れている電線。
電線に寄りかかっている倒木など。
多数残っているのではないかと思います。
電力会社へ切れた電線の報告をしたくても
電話が繋がらないという話も聞きました。
最大限の対応はしているのでしょうが
想定できないほどの被害なのかと思います。
さらに、現場へ行く途中の道が倒木により
通行できない場合もあるかもしれません。
停電に加え、通信の遮断も発生して
情報収集も難しい状況です。
日が経つにつれ、
被害の大きさが明らかになってきました。
千葉県に関しては
東日本大震災を超える被害が出ているのではないか?
そんな気がします。