もう少し、整理してから投稿しようと思いましたが
全く整理できていません。
昨日から今日にかけて見てきたものを
とりあえずアップさせていただきます。
自宅近所の道です。千葉市緑区。
突然、上部注意の看板。
横から見ると。
1週間この状態で放置されています。
JR外房線の土気駅前。
1週間、倒木が電話線に寄りかかっています。
住宅地周辺部では、竹などが行く手をさえぎります。
溝腐れ病で弱っている杉が
たくさん折れてしまっています。
今回の停電の大きな要因として
溝腐れ病の杉の倒木が関係しているのではと
推測しています。
週末ファーマーズ倶楽部で
お世話になっている農場の
イチゴ狩りハウスです。
主要なハウスは、
ビニールが剥がれた程度ですが
パイプの簡易な作りのハウスは
10棟ほど倒壊しています。
週末ファーマーズ倶楽部の農場脇の倒木。
溝腐れで弱くなっているので
途中から折れてしまいます。
救いだったのは
みんなで手作りしたピザ窯が無事だったこと。
3年半前にハウス作りを手伝ったにですが、、、
潰れたハウスの下の苗は
救出できません。
このエリアは、今でも停電中。
井戸水を組み上げられません。
今年は、何も手をつけることができません。
被災確認のため
日曜日にも関わらず
市の職員さんが来てくれたそうです。
今、新しい資材を注文しても
届くのは来年。
被災確認が取れたので
解体作業を開始。
就農4年目で、1から出直しです。
今回の台風被害、
補助金は出ないかもしれないと市の担当者より。
国が大きな災害と認めていないようですからね。
農場への行き帰りは、
竹が電線にもたれかかり
倒れそうな木がたくさんある道を通ります。
千葉市から君津市へ
途中、長柄町など全く状況の掴めない地域を避け
大きく迂回して国道を選んで君津へ。
途中、ブルーシートさえない屋根の飛んだ家や
壊滅的な被害のビニールハウスを見ながら
目的のお宅へと向かいます。
すると、いきなり倒れた電柱が3本。
その先にはブルーシートの屋根。
目的地。
大谷石の塀が崩れています。
台風が過ぎてから3日間
メール、携帯電話、固定電話はつながらず
4日目にやっと携帯電話だけつながりました。
固定電話は今も不通。
そして、今日やっと訪問できました。
お隣の家の屋根にもブルーシート。
屋根を見て、被害は少ないと一安心。
ところが!
この屋根、5日間かけて一人で修復したそうです。
しかも、台風時の大雨で
室内は水浸し、
天井は落ち、
カビが生えてひどい状況。
頭を切り替えて
庭にプレハブの仮設住宅を建て
この家は、自分で解体、建て直すとのことです。
この方、20年近くのお付き合いなのですが
テレビ番組、ポツンと一軒家でも紹介され
ご自分の山の木を一人で切り出し
一人でログハウスを何棟も建てた森の達人。
山の林道は5kmほどを一人でユンボで作ったとか。
でも、この台風で、自宅の建て直しが
ライフワークになってしまいそう。
帰りに、先ほどの倒れた電柱。
その先の信号は消えたままです。
木更津道の駅うまくたの里。
施設自体も被災していますが、
男子トイレは使え、仮設トイレもあります。
電気自動車の充電スタンドは使えないので、
電気自動車の方は注意してください。
スタッフの皆さんも被災しているのでしょうが、
元気に迎えていただけました。
帰りも大きく迂回して帰ってきました。
国道を選んでも、路肩が崩れて片側通行の場所が。
停電、その影響の通信トラブルで
全く、情報が集まらず、また、情報を届けることもできません。
そのため、少しでも役に立てればと
情報を集めて
ツイッターで、情報発信に努めています。
でもね〜
ツイッターでは情報が集まらず、
届かないであろう
高齢者世帯などがとても心配です。
病院や高齢者福祉施設なども。
いろいろなことが頭を巡ります。
根本的な対策を考える必要があります。
今回の長期化している停電の
大きな要因が倒木だと思います。
倒木処理は、危険で時間がかかる作業です。
倒木処理の事故で亡くなった方もいるそうで
怪我人も多数だそうです。
ちなみに
ブルーシート張りの落下事故も多いようですね。
このような作業は、素人が手を出してはいけません。
通信障害で情報が集まらない
現場に行ってみて初めて倒木を見つける。
積極的に情報収集に動かなかった
県や国の対応も遅過ぎますね。
防衛省のホームページによると
自衛隊による倒木・土砂除去の支援の体制が強化されそうです。
少しづつは支援体制ができ始めていますが
復旧まで、まだまだ時間がかかりそうです。
これから、様々な問題も明らかになるでしょう。
まとまりのない文章ですが
少しでも状況を理解していただければと思います。