国際連合(国連)が3月頃に発表する「幸福度調査のレポート」。
なんかもう「幸福度」とかいきなり大分怪しい感じを醸し出していますが
国連が調査し、国連(正確にはSDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)が発行している幸福度調査レポートですので…ってまぁ、ある意味「だから信じられない」とも言えるが…
(クライメートゲート事件・砂漠化の誇張など、温暖化発信・利権など)
幸福度が「0から10」のどの段階にあるかを答える世論調査によって得られた数値の平均値、との事で2010年から調査が始まって2012年から始まったようですが、各国の数千人を対象に色々聞いているようですが、どんな層に聞いているのかで相当変わりそう。
では基準を見ていきましょう。
①人口あたりGDP
あの毎回ルクセンブルグが上位にいるやつですね。
日本は大体24位ぐらい。
②社会的支援 - Social support
(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるかなど)
③健康寿命 - Healthy life expectancy
男性72歳の女性74歳。by 2016
④人生の選択の自由度 - Freedom to make life choices
(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
急にふわっとなります、その人次第です。
⑤寛容さ・気前の良さ - Generosity
(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
幸せだと寄付するのか…?んん?
⑥腐敗の認識 - perceptions of corruption
(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
これはヤバそうな値ですね。無理矢理日本語にしてるからおかしいだけで、「不幸」という面で見れば結構本質的な認識かも。
と、大きくはこの6つの変数を使って見ていくようです。
私は変数別のランキングを知りたかったのですが、公式のスコア表示だと変数が入っていなかったので、元データ(2020年度版)をダウンロードして自分で分析しました。
2021年の結果は出ているのですが、詳細データが見当たらなかったので2020年で作成します。日本は2020年の62位から2021年は56位に上昇していましたが大きな違いは無さそう。
まずはシンプルに
1位はフィンランド、GDPの高いノルウェーやルクセンブルグが上位にいるのは納得。
日本は5.87で62位。(2020年)
GDPは高いが幸福度は低い香港、中東クウェート。
どちらも政府の腐敗、汚職、社会的な支援の低さが際立っていますね。
ちなみにイラクがGDP9.6で健康寿命59歳でした。GDPが高くて健康寿命が短いとか超怖いです。
日本は10.58で25位。(2020年)
アフガニスタンの上、ウズベキスタンの下、中央アジア「トルクメニスタン」の社会的支援の高さが目立ちますね。
健康寿命は短く、人生の選択の自由度が低い為、95位という順位ですが、寛大な精神を持ち、GDPもそれなりにありますが、政府は腐敗しているようです、どういう事?
日本は0.883で54位。
さぁ初めてベスト10に現れました日本、75歳で第3位です。
日本の公開情報(厚労省)を見るより先に海外の情報で知るという恥ずかしさ。
日本はGDPの高さを政府の腐敗と寛容さの低さで幸福度が低いようです、さらにこれだけ他国に比べて枷が少なく平和な国で人生の選択の自由度が低いと言うらしい。
\(^o^)/オワタ
ベトナム、ラオス、タイのお隣さん「カンボジア」選択は自由でも幸福に繋がる訳ではありませんね、回答者からの腐敗の認識はかなり高く、社会的な支援を受けられていないという人も多い、健康寿命も短い…のは過去の内戦や貧困から来るものもあると思うので表面上で判断は出来ませんが、表から見るに人生の選択の自由度の高さと社会的な支援の高さが幸福に繋がる事は多そうです。
日本は0.809で73位。(2020年)
寛容さ、寛大さが幸福かどうかを判断している訳ではないという事が分かる順位ですね、国民が寛容でありすぎると幸福度は低くなる傾向のように見えます。
2020年なので大統領が暗殺される前で、かなり緊張があったハイチが2位にいるので、国内情勢の良し悪しや単純な気持ちの問題でない事がわかります。
最下位はギリシャで、152位はボツワナ。
一番低くて0.11、低いから腐敗していない訳ではなく「うまく隠せているか否か」
のように思います、隠すのが下手だったり、あふれ出る程腐敗していたりすれば高くなるという印象を持ちました。
ギリシャの上の方の小さな国「コソボ」は腐敗の認識は高く、健康寿命も短いですが、GDP、ソーシャルサポートは手厚く、寛容さは高い為全体では35位。
企業や国民と政府の差は「小国ならでは」という状況なのかもしれませんね。
という事で世界幸福度報告でした。
Wikipediaに2019,2016の詳細が出ているので、興味があれば。
ではでは。
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世界と比べる必要が無いとか言う人もいるだろうし
他所は他所、ウチはウチ!も間違いではないだろうと思う。
しかしこれから瞬時翻訳が進み、世界の境界が薄れていこうとしている中
「細かい、うるさい日本人」が良い意味で製品に反映されていたり、サービスに反映される分には向上傾向だと思う、しかし「文句ばかりで相手にしたくない」タイプの煩さだとするともはや取り返しがつかない、ネガティブに巻き込まれるのは誰だってイヤ。
文句の芯に
まだ本気を出していないだけ
が「本心のどこか」にあれば本当の意味での「全力」は衰えていく。
[この年で][自分より若いやつが][自分は経験者だから][子供の前だから]
理由を付けて全力を出さない、出せないのなら
本当に全力を出さなければならない時にこそ低出力の低水準の空回り。
こんなの自分の全力じゃない。
こんなの自分じゃない。
これが悪いから出来ないんだ。
あいつの教え方が悪いから出来ないんだ。
あいつのせいだ。
環境のせいだ。
国のせいだ。
いや
自分のせいだ。
気付いたのなら「今から」自分に出せる全力を出せば良い
無理なんてする必要無い、だってソレが面白いってもう気づいちゃったんだから。
ね。
imakara