まずは指輪の詳細からざっくり。
婚約指輪【エンゲージリング】
その名の通り『婚約』で、結婚の約束をしたことを証明する為の指輪。
所説アリのようですが、紀元前3世紀(古代ローマ時代)頃には鉄製の指輪でもう形式として存在していたようです。
現在の日本における「婚約」には法的効力は無い、けども、理由なく勝手に婚約破棄したら損害賠償を請求出来るかもしれないという事から法的な拘束が全く無いかと言うとそうでもない様子。
結婚指輪【マリッジリング】
結婚した事を証明する為の指輪。…婚約指輪と見分けられるんだろうか。
9世紀のローマ教皇ニコラウス1世が妻に指輪を贈ったというもので、そこから貴族に広まっていって、一般にも広まったという事。
ん?婚約指輪の方が歴史としては古いんだ、意外。
ちなみにその頃は「薬指と心臓はつながっている」と信じられていて、心臓に近い左手の薬指に付けていて、それが今も続いているという訳ですね。
銀座DIAMONDSHIRAISHI -コラム 結婚指輪のはじまり-
それ以前には結婚という概念が無かった訳ではなく、記録に残っていないようです、流石に縄文時代の記録は残っていないようなので、しょうがない。
日本で本格化したのはつい最近という事からもバレンタインと同じ香りがするのは気のせいだろうか。
ダイヤモンドを使ったり希少金属を使うのは19世紀頃で、指輪の歴史からすると「つい最近」ですね、世の男たちは給料〇ヵ月分の指輪を買って…ってなんで男が買うの前提に考えてるんだ、いけないいけない。
調べてみよう。
女性側が「指輪の費用は折半か」「誰が買う?」って聞いてる時点でお察しな感じだろうか。
互いに贈り合ったりワリカンにしたりここは彼にお願いしたり。それぞれのスタイルでOK
それぞれのスタイルに「自分が払う」選択肢が無いからまぁ男が買うのが前提というかオーソドックスな訳ですね、女性側から求婚する場合は逆だったりするんだろうか。
恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる。
- ゲオルク・クリストフ・リヒテンベルク
17世紀の哲学者のセリフです、よほど何か違いがあったんでしょうね、素晴らしい伴侶の居る私には縁の無い感覚です(=_=)