さて、ここにありますは未使用のテレホンカード。
メルカリでは残高の残った金券(プリペイドカード)を売る事は出来ません。
出品出来ますと書いてありますので早合点せざるを得ないのですが、「残高のない状態に限り」と記載があります。
メルカリでは残高のあるプリペイドの出品は違反行為となり、最悪はアカウント停止、利用制限などがかかることになります。
これは確かに「それもそのはず」で、価値あるものをクレジットカードやキャリア決済などの後払い決済で買えてしまうと、間接的ではありますがお金を貸し付ける行為のようになってしまう為…というか50度のテレカは500円ですが、アイドルテレカ以外は300~400円程度でしょうか、フリマの手数料や送料などで引かれますが、表面だけでも法定利率(15~20%)を超えてしまいますね。
ラクマでも禁止されています。
ヤフオクでは支払いは現金のみという制約で販売出来ます。
どちらにしろフリマ手数料がかかり、梱包費や元払いなら送料がかかるので手残りは500円で売れたとして、コンビニなどで出荷する手間も梱包材の費用も無視すれば200円か250円ぐらいでしょうか。
こんな手間がかかるぐらいなら…と思ってしまいますが、実はNTTに未使用のテレホンカードを通話料として預かってくれるサービスがあります。
未使用に限ります。
条件
・未使用であること
・付加度数は対象外105度数なら100度扱い
・300度数以上の高額磁器テレホンカードは対象外
・請求書合算サービスなど複雑な場合は対象外になる場合有
・1枚につき手数料は55円(税込)
結構条件厳しかった。
しかし500円のテレカを通話料充当、つまり使った分から445円として活用出来る為、なんだかお得感。
必要な情報
・申込者名と連絡先(0800電話がかかってきます、迷惑判定される場合もあるので注意)
・充当する電話番号
・充当する番号の名義(重要)
サイト内の送付先宛名ラベルを印刷し、特定郵便(着払い)で窓口から送るだけです。
白黒で印刷して特定記録の部分を赤くなぞっても大丈夫でした。
重要と書きましたが名義は間違えていても電話で確認されるだけなので思いつく名前を言って合っていれば確認は済みます。
これで送ったテレカの総額が無くなるまで通話料から相殺され続けます。
ちなみに送ったはいいけどどれも対象外で充当する番号無かった!という場合はNTTの用意する別のテレホンカードが送られてくるようです。
しかし「通話料を預かる」とはなかなか面白い表現。
通話料預り証なるものが送られてきますが、送ったのに満額が相殺されていない!というのが気になる人は取っておいた方が良いと思いますが、相殺が終われば不要だと思います。
しかし電話が0800のみしかないってのは…。
まぁしょうがないか、これで「使いかけのテレホンカードはどうすればいいんだ!」とか暇人から電話来ても対応しきらんもんなぁ。
労力に見合っていない感は凄いですが、「ひかり電話」「光電話オフィス」にも使用出来る為、SOHOでなくとも法人でもそれなりに量があれば支出を抑えられるので便利です、余っているなら従業員に持ってきてもらって何かで還元するってのも資源の掘り起こしで良いのではないでしょうか。
捨てるのも忍びないモノの代表格って感じですね。
ではでは。