月をただ眺めるってのもまた豊かな時間ですね。
ペルセウス座流星群の時もそうでしたが、曇ったり降ったりと本当天気ばかりはどうしようもありませんね。
〇年に一度の好条件!みたいな時は不運も〇年に一度の条件になりがち。
youtubeでも色々な方が動画にしているので、見れなかったけど見たかったなぁという方はそちらを…っというか見逃しフォローが出来るって普通に言いますけど凄い時代になりましたねぇ…。
と、いうワケで(どういう)
中秋の名月と他に種類があるか見てみよう。
中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)
仲秋は秋の中頃、中秋は旧暦8月15日(2021年9月21日)の事。
もし仲秋の名月という表現をした場合は、秋の中頃に月を愛でているという事のようですね。
さらに昨日のように中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを
「無月(むげつ)」
同じく中秋の夜に雨が降ることを
「雨月(うげつ)」
と呼んで、月は見えないけど月による明るさでもって「月を愛で」ていたようだ。
天気ばかりはどうしようもありませんからね。
中秋の名月以外
旧暦9月13日(2021年10月18日)の夜は「後(のち)の月」。
食べごろの大豆や栗を供える事から豆名月または栗名月とも。
旧暦10月10日(2021年11月14日)の夜は「十日夜(とおかや)の月」。
「中秋の名月」「後の月」に対して「三の月」とも呼ばれ、年の収獲の終わりを告げるとされていたようです。
「とおかや」でも「とおかんや」でも変換は出来ませんね。
メジャーなのはここらへん、というコトで
あまり種類はありませんでした、ちょっとズレますがWebで調べているとハーベストムーンなる表現もされているので、見てみると…
ジオールドファーマーズアルマナックというアメリカ北米で最も古い定期刊行物(誌)に載っていたもので、アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)の言語で使われる単語を英語で解釈したものという事。
「その時に採集できるものを月の呼び名」としたものが多いそうで、伝統を感じますね。名称は月のニックネームのようなものだと思えば良いとの事(Web)
1月の満月
FULL WOLF MOON(ウルフ)
1月は飢えた狼の遠吠えがよく聞こえた。(縄張りの範囲の為でもある)
2月の満月
FULL SNOW MOON(スノー)
大雪の降る時期。雪により狩猟が困難になる為「Hungry Moon」とも。
3月の満月
FULL WORM MOON(ワーム)
春のミミズにちなんで。(冬が明け、出てくる幼虫達全体的に)
4月の満月
FULL PINK MOON(ピンク)
春を告げる野草「芝桜(モスフロックス)」から。
5月の満月
FULL FLOWER MOON(フラワー)
花が咲き乱れる様子から。
6月の満月
FULL STRAWBERRY MOON(ストロベリー)
ネイティブアメリカン達はこの時期に苺を集めていた。赤い月という訳ではない。
7月の満月
FULL BUCK MOON(バック)
毎年生え変わる牡鹿の角が最も成長する時期。
8月の満月
FULL STURGEON MOON(スタージョン・スタージャン)
最もチョウザメ(スタージョン)を簡単に捕まえられる時だった。
9月の満月
FULL CORN MOON(コーン)
ハーベストムーンじゃないんかーい!と思ったら(or Harvest Moon)と書いてありました、なんでみんなorの方で呼ぼうとしているんだ?どこの資料を見たのかな…。
ちなみにフルコーンムーンはとうもろこしの収穫時期だったからだそうです。
10月の満月
FULL HUNTER MOON(ハンター)
冬に向けて蓄える為、狩りをする時期だぞということ、10月をハーベストムーンと呼ぶ部族もいたそうです。
11月の満月
FULL BEAVER MOON(ビーバー)
毛皮の為にビーバーを捉えるという人側の視点と、冬の巣作りに忙しいビーバー側の視点と両方ある。
12月の満月
FULL COLD MOON(コールド)
冬の寒さが増し、夜は長く、暗くなる。
うーむ、ネイティブアメリカン達の行事化する事で後世に知恵として遺していく精神も凄いし、モチベーション維持したり大事な事は何かを伝えているようで素敵ですね。
日本も四季で何かしらの名称があっても良いものですが…無い訳ないよなぁ。
私が調べ切れなかっただけかな。
しかしこの満月達は面白いな、シルエットとかにして全部作ってみようっと。
まずはコーンムーン。(収穫するのは変わらないしハーベストムーンでも同じか)
近くで見るとアラがすごいけどいいんです、ざっくりがいいんです。
多分。