はい、ついに再び手に取ってしまいましたね。
Mother2の発売と同時期にSFCソフトとして開発が始まり二転三転あってGBAで2006年4月20日…丁度18年前の今頃に難産の末世に出たマザー3。
この頃にドット絵で出してくれたのは嬉しかった。
これをプレイする為だけにGBAを買った懐かしい思い出、面白くてかなり好きなゲームではあるのですが、GBAもう持ってないんですよね…🤣
トラウマポイントも大量にあるのであえて触れていなかったように思うのですが、ニンテンドースイッチオンラインのGBAに追加されちゃったのでもうやるしかないですよね、ええ、もうやるしかないのです。
大人になってからプレイするマザーは良質な時間でした。
ぽえーん。
オープニングからプロローグまでの流れは2もそうですが最高です、大好き。
「オッケーデスカ?」(CV:糸井)
これこれ、そうこれですよ。
私にとってのMOTHERは2なので、続編って感じで最高。
未プレイの場合は名前入力はなるべく考えて付けた方が楽しめると思います。
MOTHER2の音楽が良かったので、楽しみにはしているけど流石に超えてはこないだろうとなんとなく納得してからプレイした当時の私は本当にびっくりしました。
うおお!超えてくんのか!
今回もノックから、そして場所はおじいちゃんのアレックの家からスタート。
陽気で暖かな気持ちの良い朝って感じの落ち着いたBGM、好き。
寝ぐせぐらい直してからいきなさいと言われますが →いいえ と答えると
静かに怒られる、ママごめん。
となりのブタの発言が気になるブタ。
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そう、こういう事ですね。
その時は進めないエリアに行こうとすると
アリがいる、踏んでしまうので進めない。
という表現をしている、好き。
命に対してどのように考えるのか、もしくは考えているのか試されているようです。
大人が子供心でプレイするからこそ、本質を見直すきっかけになると思うと、なんとも平和なゲームですね。
身の程知らずのオケラさん。オラオラ系だがとても弱い。
優しいお母さん、ヒナワの羊のお世話で留守番しているお父さんに向けた手紙。
読み終わった後の転調が不穏で怖かった。
この世界には意志疎通できるちょっと変な色んな考えの生き物がいて、多様性を正確に捉えた素晴らしい作品だということ。
「男でも女でもない生き物という設計だが見た目は男で女の恰好」
「他人の痛みが分からない悪人だがそんな人にもやさしい世界はある」
「イキり散らすが徐々に自分の特性を理解し一生懸命に生き方を模索する」
出てくる生き物たちはどの種族も「ちょっと変」だが、それらが隣人として存在する事や仲間であることが重要であり、村八分にする事の意味の無さを訴えかけているようにも思える。
全体の事を考えればマイノリティを主軸にしても全体は良くならない、排除する必要もないが配慮もし辛い、その他のいわゆる一般的である人達と同じように権利や主張を取り入れるとすると当然だが歪みは大きくなる、区別は必要だ。
しかし、本作で伝えてくれているのはそうした事ではなく、シンプルに「限られた時間の中で意味の無いコトに時間を使うよりも種(社会)全体の事を考えよう」と、そうした人達を排除するのではなく、積極的にかかわるのでもなく、そういう人もいると、そういうことなのではないかと感じます。
思えばMOTHER2でも同じように感じていた気がします。
↓マザー2のおとのいしが完成した時の回想シーンより
母「おもいやりのある つよいこに そだってほしいわ。」
↓マザー3の回想シーン。
父「きみに にた おもいやりのあるこに…。」
母「あなたに にた おもいやるのある こどもに。」
糸井さんはこのゲームをプレイした人には「思いやりのある」子に育って欲しいんですね、年齢問わず。
このラストバトルの為にも是非未プレイの方には触ってもらいたい。
いまでもぜったいないちゃう
と思っていましたが、やはり泣きました。
つながりは大事だし、両親は偉大です。
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MOTHER4が出るならやりたいけど、糸井さんはもう作らないとの事。
作ってくれるなら「いいよ!」と言うそうですが
これを引き継ぐのはかなり重そう…w
2で神格化したBGMは3で超えてきたし、4はさらにとんでもないコトに…!
と思われるでしょうから、経過した時間も相まってもうとんでもないでしょう。
4があるとしたらフリーシナリオ系が良いな~
世界が終わったあとも「ぜったいあんぜんカプセル」から出られない不死のポーキーに焦点を合わせた感じで、時空移動なので時系列無視して好きな形でさまざまな世界で決着をつけていく…みたいな、ポーキーの心の灯火が消えるまでの流れで…。
重すぎるか🤣
音が良いのもあるけどSEも素晴らしいからプレイしつつ気に入ってるやつだけ動画に残しておこうかな。
ではでは。