「暗号資産」全体が持つ脆弱性の高まる透明度と失う一方の信用力。
大手で保持してるから安心とか、そんな脳死スタイルの保持者はここには居ないと思うが、若い市場が失った信用力の回復はそう難しくはない、しかしこの市場はそれほど若くない。
さて。
下落トレンド継続という見方もあるビットコインですが、
こちらが一連の流れ。
えーっとつまり
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大手交換業者FTXをバイナンスが買収するというお話から
まず、7日にFTT(FTXトークン)を売却するよ!という方針をBINANCEは発信。
FTXの姉妹会社アラマダがFTTを$22(3,300円ぐらい)で買うよ!という発言。
BINANCEはFTXが管理方法が循環性が悪いと指摘、FTXは否定。
LUNAよろしくFTTもやばいんじゃ発言、アラマダが大量保有しているSOLが下落。
FTT急落(↑の図)$22から$10に。
取り付け騒ぎ、FTXから出金ラッシュ、ビットコイン急落。
そんな中バイナンスはFTXの買収で合意か?ビットコイン完全に持ち直し。
と見せかけて手を引くと表明。ビットコインさらに急落。
FTT急落(↑の図)$10から一時$2に。
ビットコイン安値更新。
依然下降トレンド。
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こうか。
FTXの管理に対する信用不安から延焼して取り付け騒ぎ。
業界大手であるFTXが一晩で…。
暗号資産はやはりまだ規模としての力は薄く、
後ろ楯が薄く、個人やwhale達保有者が担保している部分もあり、精神的な参入障壁も高いこの市場では何よりもまず信用を重ねなければならないこの状況でそれらを失ったのはマウントゴックス以来の「事件」のように思う、極度の脆弱性を孕む市場なのだと再認識した。
うーむ、しかし仕組みが悪かったのなら敏感な利用者はこうなると予想していたのかも?FTXCEOが否定してるってことは既知の問題じゃなかったのか?
やはりお金を実際に落とすユーザーが主導を取り、場を作った人達が「こうなったら良い流れ」という双方の意見の完全一致を計り続けるべきで、非中央集権は仕組みの成熟度合と共に完成させていけば良いだけで、やはり運営力はまだまだ必要なのだろう。
ミンカブ×ALiSのコトもあるし、来年の4月ぐらいまではネガティブなニュースはなるべくナシで推移してほしかったなぁ
ではでは。