IRページが更新されましたね、19日更新っぽいけど20日に公開かな?
なんかいる。
とってもスタイリッシュなページを作成。
第1号議案 資本準備金減少の件
当社は、今後の機動的かつ柔軟な資本政策に備えるため、資本金及び資本準備金の一部を減少させ、減少する資本金及び資本準備金の全額を資本剰余金に振り替えることのご承認をお願いするものであります。
伝えるべき大事なポイントが抜けていますね。
これが承認されなかったら配当金は出さない可能性があるんですよね?
剰余金の配当等の決定に関する方針
当社は、引き続き成長期にあるとの認識から、内部留保を充実させ、これら内部留保を活用した成長投資を積極的に行い、企業価値を高めることを最優先としつつ、株主還元策の一つとして安定的配当を実施し、成長と還元の両立を果たすことを目指しております。当連結会計年度におきましては、成長機会獲得のための先行投資により、来期以降に向けた利益成長を志向できる状況であることに鑑み、第1号議案が可決されることを条件として、1株当たり26円の普通配当を予定しております。
また、次期(2025年3月期)の配当につきましては、業績動向及び投資の進捗状況等を鑑み決定してまいりますが、現時点におきましては、1株当たり26円の普通配当を継続する方針です。
2023年1月は1株2,600円、2024年1月は1株1,500円、そして今は900円。
1,000株持っていたとしても26,000円
株価2,600円の人は260万で1%
株価1,500円の人は150万で1.73%
900円の人は90万で2.88%ですが、基準日は3/31で〆なので来年までお預け。
3月31日が基準日だったので、1株1,169円以下で持っている人はいません。
そう、ともかく現実的に考えれば3万円弱もらってもどうしようもないワケです。
過去に1,000株持っていて、持ち続けた人は27万~170万円の損失リスクが既に可能性としてあるからこそ
前期・前々期とも黒字と言っておきながら2期連続赤字。
そして
営業利益がそもそも出ていない、減資して身を削って配当金を出す。
配当金は前期と同額で26円で総額3億8900万円と大盤振る舞い?
全く明らかにならない成長戦略と資本減少リスクとの整合性がとれていない。
その4億円弱、今の状況なら企業根っこを太くする為に使うべきでは?
少なくとも今、多くの株主は1株26円をもらうよりも株価が上がった方が良いと思うのではないだろうか
減資には新税制への対策もあるんだという事、2期連続赤字だが黒字化するという計画と仕組み、そして成長戦略の詳細と分岐点提示、合理的な説明は何もない。
だからこそ今回の第1号議案は否決される可能性があるし、ミンカブの今後の為にもこれに限って言えば否決されるべきだと思います。
今のミンカブに必要な「何か」はまさにここに詰まっているように思います。
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体力不足もしくはブランド力不足で立ち行かなかった様々な事業をまとめている、出来る事を増やし、既存サービスに組み込み、新たな価値を創造する、素晴らしい事だと思います。
今はまだ何も芽が出ていないし、単独事業として五月雨式に立ち上げているのでシナジーの生みようが無い状況ですが、それも明らかにはされていませんが戦略のひとつなのでしょう。
ライブドアには月間1億人(UU数)が訪れているという事ですが、恐らく端末を識別出来ていないので意図してかどうかは分かりませんがかなりの値が水増しされている環境だと思います。
例えば1か月の内に自宅のPCのEdgeで1回、Chromeで1回、Firefoxで1回、会社のPCでも同じく観て、自分のiPhoneのSafariで1回、Xで1回、Gmailで1回、LINEで1回、ライブドアアプリで1回、さらに会社の携帯でも同様に観たとします。
これでもUU数は本来1人ですから「1」であるハズが「16」としてカウント。
ミンカブは決算で「1億人」と記載していたので、ここに現状と経営陣の目線乖離があるような気がしてならない、最終的に組みあがった時に1億なのか1000万なのかで対策は大きく変わると思うんです。
もしも本当に適切に算出して1億人居たんだとすると
こんな事にはなっていないハズです。
ライブドアニュース24の登録者数は1650人、1日前の動画の視聴回数は10回程度。
1か月前の閲覧数も20~30回視聴という散々な状態、
ライブドアにきている1か月1億人が全員このチャンネルを知らないのでしょうか、ライブドアのどのページからも遷移出来ないのでしょうか、1動画8時間の中のニュースに一つも興味があるものが無いのでしょうか。
通常のライブドアニュースはYouTubeの登録者数37万人、Xは192万人。
ここで月間1億人にライブドアニュース24ってのがあるよと伝えているのにも関わらずこの状態。
ここにかけたお金の回収はかなり厳しいでしょう。
そしてライブドアショッピングとバンクとモバイルですが、この全てが相乗りサービスの活用なので、初期コストも運用コストも低いのですが成果もお察し。
ショッピングに関しては総点数1000点以下のサイト。
バンクに関しては3万円預けて3,000円もらうだけのバラマキ。
モバイルに関してはUU数過信による皮算用、現ユーザー数も分からない。
まだ仮想通貨を含む統合サービスが開始していないので、単独でしか判断出来ませんが、これらが影響しメディア事業の売上は新旧含めて31億円アップするそうです。
売上は現状99億円、メディア事業の売上が31億円ではなくアップするのが31億円。
どこに31億円売れる見込みがあるのか…可能性のまだありそうなモバイルが普及しても億は行かないだろうし、そもそも普及する未来が見えない。
せめてもっと詳細な事業計画や現状の数字による説明があれば…。
さて、通常株主総会が荒れるなんて事は起こりませんが…28日、どうなるかな?
ではでは。
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第1号議案
資本金及び資本準備金の額の減少の件(承認を条件に配当金支出)
資本金及び資本準備金の一部を減少させ、その全額をその他資本剰余金に振替
第2号議案
定款⼀部変更の件(EC販売とかタレント育成とか追加)
⽬的事項の追加・変更
第3号議案
取締役7名選任の件(監査等委員である取締役を除く)
現在の取締役(監査等委員である取締役を除く) 5名の再任と新任2名の選任
第4号議案
監査等委員である取締役1名選任の件
監査等委員である取締役1名の再任
第5号議案
補欠の監査等委員である取締役1名選任の件
補欠の監査等委員である取締役1名の再任