近くにあった車でチャドから逃げるデイルたち。
車を発進させ、「逃げ切ったぜ!」とチャドに気を取られているその時・・・。
前方にあった柱に激突。
全員が気を失ってしまいます。
気がつくとそこにアリソンの姿はありません。
車から放り出され、意識が朦朧としているタッカー。
デイルに「お前は本当は優秀なやつだ」と、過去にタッカーが本気を出しても勝てなかったエピソードなどを思い出させながら勇気付けます。
その言葉に勇気を貰ったデイル。
ジャンガースの鼻を頼りに、チャドの元へ向かいます。
チャドがいたのはとある農作業場。
アリソンを縄でくくりつけています。
デイルの存在に気づいたチャドは一時身を隠します。
助けにきたデイルは、アリソンを縛っている縄を解こうとしますが、中々上手くいきません。
その間にチャドは回転鋸を起動。
アリソンめがけて鋸刃が近づいていきます。
こうなってはと、多少の危険は承知の上でチェーンソーで縄を切ることに。
そこでチャドの邪魔が入ります。
チャドが優勢のまま戦闘が続きますが、デイルも反撃に出ます。
近くにあった斧をチャドに向かって投げますが、身をかわされてしまいます。
しかしその斧は幸運にもアリソン縄を切断する結果に。
彼女は脱出に成功。
ここからはデイルがチェーンソーを使い圧倒。
殺しはしないデイルは、怯んだチャドにチェーンソーを投げつけ、一時その場から逃げます。
アリソンに言われるがまま、農作業場の二階へ避難。
そこで見つけた新聞には、過去にあった大量殺人事件についての記事が書かれています。
よく調べてみると、犯人はチャドの父親であることが判明します。
そこにチェーンソーを持ったチャドが登場。
これを見ろと、過去の事件の真相を明かします。
「そんなワケがない!」と更に激昂するチャド。
とっさに近くあったカモミールティーの茶葉(の箱)を投げつけます。
喘息アレルギー持ち(劇中で度々吸引器を吸う描写あり)の彼は、怯んだまま後ろにあった窓から転落。
外にあった杭で喉を貫き絶命に至ります。
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これにて事件はひとまず解決。
世間では、学生たちの集団ヒステリーとして処理されることとなりました。
事故のあと死ぬかと思われていたタッカーも一命をとりとめ、病院で治療をうけています。
(指は間違ってつけられてしまったようですが・・・。)
波乱を共にしたデイルとアリソンの仲も深まり、最後はお互いに恋心を抱いて終了。
と言う物語です。
不運と言うか、逆に幸運と言うか・・・。
主人公も学生たちも含め、正に「史上最高にツイてないヤツら」のお話でした。