ヴィーナスの怒り
あるところに、美人の三姉妹を持つ王と王妃がいました。
特に末っ子のプシュケは驚くほど美人で、人々の間では「まるで女神のようだと。」と広く伝わっていました。
それは民衆の神を崇める心が離れていってしまう程でした。