
2月の末頃から寒い週と暑い週が交互に訪れ、気温の変化が激しく感じる今日この頃。
天気や気圧の上がり下がりや花粉の飛散も日によってまちまちで、体調を崩す人も多く見られます。
そんな春に片足を突っ込んだ本日はなんとか春日和!
バイク友達とタイミングを合わせて、タイヤを転がして参りました。

今回の目的地は栃木県屈指の焼き物街である“益子町”です。

ついでに、新しく取り付けたスマホホルダーの威力を確かめました。
ここで言うほどではないですが、衝撃吸収も機能していて走行中は安定してスマホを固定してくれました。

到着したのは「益子焼つかもと」という益子焼最大の窯元です。

ギャラリーと販売店に分かれており、今回はギャラリーを中心に足を運びました。
中には益子在住の陶芸家の作品がずらりと並んでいました。
館内は撮影禁止なので、外観だけ失礼して記録。

その後は、近くの陶器街(城内坂通り)を練り歩きながら食事へ。
手打ちそば「うえの」が目についたので、ここで腹ごしらえ。
昭和41年から続いているそば屋だそうで、益子町内で最も古い歴史があるそうです。

物価高騰の現在では安めの価格設定で、逆に不安になります。
けんちんそばを頼んだところ、今は丁度取り扱っていないタイミングとのこと。
今回は山菜そば(税込880円)を頼みました。

到着したお蕎麦がコチラ。
湯呑みも器も益子を使っていて、料理ごとに違う器が使われており、さすが焼き物の街といった感じです……。
何が良かったって、店員や店内がこれについて全く触れず、当たり前に使用している点に魅力に感じました。

上品なツユにコシの強い麺が良く合うお蕎麦。
しっかり噛むと蕎麦の甘みも感じ、分かれた麺は喉越しまで楽しませてくれます。
陶器街巡りの丁度いいエネルギー補給となりました。

その後も散策しながら街を徘徊。
公衆トイレの壁面のデザインに驚きながら、器を見て回ました。

散策の中でも目を引いた器がコチラ。
青龍窯の西田利治さんによる作品。
梅花皮(かいらぎ)模様が映える器です。

アール・デコチックな直線と生物的な模様が特徴的です。
日ノ出窯の龍爪梅花皮と似たものを感じて結構好み。
贈り物としては少し相手を選びますが、自分用のカップとしてはアリアリのアリです。
そんな奇抜な器と出会ったちょい旅でした!











