前回の記事↑から、不老不死を追い求めた始皇帝を調べている途中、ふと漫画のキングダムを思い出して検索してみたら…。
嬉しきこと山の如し!
そしてこのシーズン3のストーリーは、作中でもかなり人気が高い合従軍との戦い。
どう転んでも面白い内容になりそうです。
今回はそんなキングダムの物語の始まりだけ簡単にまとめていきます。
「キングダム」のスタート
時は春秋戦国時代。
舞台の中心となる「秦」と「楚」「斉」「燕」「趙」「魏」「韓」、合わせて7ヶ国が覇権を争った時代です。
天下の大将軍になると夢を見る「信」と、後に始皇帝となるもう一人の主人公「政」が夢をかなえるまでの道のりを描いた作品です。(2020年4月時点で未完)
家を持たず奴隷としての生活をしていた主人公の信と仲間の漂。
この二人のうち、主人公の信ではなく、漂が秦国の大臣昭文君の目に止まったところから物語が動き出します。
これを機に漂は、秦国の王宮に仕える身となりました。
「漂」と「政」
ある夜、戸を叩く音で目覚めた信。
その扉の先には傷ついた漂の姿が。
彼は天下大将軍になる夢を信に託しこと切れます。ある場所の地図を信に託して…。
道中の苦難をものともせず、約束の場所にたどり着く信。
そこには小さなボロ小屋がありました。
その中に入ると、目の前に信じがたい光景が…。
そこには、先ほど死んだハズの漂の姿が。
しかし話を聞くと彼は漂ではなく、秦国の王(になる予定)である嬴政(えいせい)でした。
弟の策略
嬴政(以降政とします)は、王座を我がものにしようと企む弟の成蟜(せいきょう)によって暗殺されようとしていたのです。
腹違いの弟である成蟜は、自分こそが王家の血を引く正統な王であると考えていました。
実は政は、父こそ秦国王子楚(しそ)であれど、秦の国で生まれたワケではありません。
敵対していた国の一つ「趙」で人質となっている間に生まれた王妃との子でした。
対して成蟜は、趙国を脱出した子楚が秦国に逃れてきた後にできた、正真正銘の秦国生まれの王家の血筋でした。
なので自分こそが王になるべき人間だと考えていたのですね。
そのこともあり、政と瓜二つの漂が影武者として王宮に仕えていたというワケです。
政を亡き者にすべく次々と送られる刺客を打ち破りながら、成蟜が座する偽りの王座奪還を狙うという話からスタートするというのがこの物語。
観るならシーズン1から!
ここまでの説明でほぼ1話です。
ネタバレもいいですが、是非とも最初からストーリーを知って欲しい作品ですね。
自分はアマゾンプライムビデオで観ました。
因みにシーズン1の中で好きなキャラは、敵である成蟜側についていた肆氏(しし)です。
これといった活躍はないですが、持ち前の洞察力と気転で上手くやり繰りしている所に好感が持てます。