キルケゴールの実存主義に大きな影響を受けた人物がいます。
ドイツの哲学者カール・ヤスパースです。
政治評論家としての一面も持ち合わせた彼は、第二次世界大戦時のユダヤ人迫害など社会的な情勢も踏まえた上で実存主義を確固たるものにしていきます。
今回はそんなヤスパースが考えた“実存”に入る前に、彼の人生と彼が受けた家庭での教育について触れていきます。
最後に…
今回は子育て教育系の内容に寄ってしまいましたね。
子ども対して“こう接した方がいい!”と分かっていても行動できるかは別です。
ヤスパースの父は一貫して立派な父だったように感じます。
彼の全てを知るわけではいませんでが、参考になると思ったので記事にさせてもらいました。
ちなみに彼の教育方針は近代教育思想の祖と言われる著書“エミール”に似ている部分が多々あります。
エミールは社会契約論で習うジャン・ジャック・ルソーが著した本です。
教育者でなくとも子に携わるならば必ず読んでおきたい、超超超絶オススメの本です。
自分を厳しく律し、規則正しく同じ時間に散歩をしていたいたことで有名なイマヌエル・カント。
彼が唯一散歩に行く時間を忘れてしまったのは、このエミールを読んでいたときだけだったそうです。
それだけ読む者を惹きつけ、多き学びを吸収できる本です。
購入しないまでも書店で目にすることがあったら、是非手にとって試しに読んでみて欲しいです。
また、登場人物などはちょっと違いますが、内容を読みやすく要約した漫画もあります。
読みやすくとても学びになるのでこれもおすすめです。。
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