

この記事では自分が見たオススメ映画を紹介します。
よく映画の予告編などであるクライマックスシーンや重要なシーンをネタバレするようなことはしないよう、冒頭のあらすじのみ紹介していきます。
今回の映画は、“食”における人間の極限状態や心理を描いた作品“プラットフォーム”です。
(2021年7月現在ネットフリックスでも視聴できます。)
プラットフォームあらすじ

映画は主人公のゴレンがある部屋で目を覚ますところから始まります。

48と書かれた部屋には、自分ともうひとりの男性が閉じ込められていました。

もうひとりの男性の名前はトリマガシ。
もう数ヶ月も部屋に閉じ込められている“経験者”です。

トリマガシの性格は握手も応じないほど無愛想ですが、淡々とこの部屋で起こることを教えてくれます。

トリマガシが言うには、この部屋は200階層以上ものブロックに分けられています。
どの部屋にも水道、トイレ、ベッドなど刑務所の禁固室のような最低限の設備しかありません。

そして毎日決まった時間に台座が降り、一定時間(2、3分程度)停止します。

台座には食い散らかされた食べものが乗っており、限られた時間の中でこれを食べて生活するしかないとのこと。
トリマガシが言うには「48階層はまだ運がいい。」とのこと。
どうやら上の階層の人がほとんど食べてしまうそうです。
100階層を超えると食べ物は残っていないといいます。
30日間で階層が入れ替わり、次はどの階層になるのかも分からない。
そんな生活を続けることになります。

それを理解しているトリマガシは、残された食べものにがっつきます。

食欲が湧かないゴレンはリンゴをひとつ手に取り、「後で食べる。」と言ってポケットにしまいます。

やがて台座が更に下に降りはじめ、食事の時間は終了です。

すると突然、部屋全体が熱せられていきます。
トリマガシは慌てることなく「お前が食べ物を持っているせいだ。」と言いました。

どうやら食べ物の取り置きは不可能なようです。
持っていようものならば、部屋の中のものが灰になるまで熱せられるか、凍りつくまで冷やされるかのプログラムが組み込まれています。
このことを身を持って知ったゴレンはすぐにリンゴを投げ捨てました。

部屋での決まりを理解してからしばらく経ち、この生活に慣れてきたゴレン。

トリマガシと茶化しあいをするまで慣れてきました。

そして30日が過ぎ眠りについた二人。

次に目を覚ました階層はいったどこなのか…。

というところで冒頭のあらすじを終わりたいと思います。
食べ物をテーマにしたスリラー映画という珍しい作品でした。
この映画が何を言いたいのかも最後まで見ると分かります。
何の知識もなく見ても楽しめる作品だと思います。
聖書からなる宗教的な知識を持っていたら楽しめ部分が増えるかもしれませんが、人間の極限状態をみてスリルを楽みたいって人にこそオススメできる作品だと感じます。











