どーも、かいち(@KAICHIRO_ISHII)です!
先日投稿したこちらの記事、
「画力ってなんで必要なの?プチ討論会開催します!」
ぼちぼちと意見が集まってきたのでザッとまとめていきまーす(^O^)
企画のおさらいを少しすると、
ボクは6年間商業誌に漫画を持ち込んできました。
6年間で画力はそれなりに向上。
魂込めて漫画を描きました。
しかし、ボクの漫画で人気を博したのはこちらの漫画。
……。
画力って、必要ですか?
ボクはそう思ってしまったのです!
そこで、画力がひつような理由を募集したのですが、
みなさん視点が違うんですよねぇ。
集まったお声をみてみると、いくつかの意見に別れていることがわかりました。
これがまぁ、非常に面白かったです。
順番にみていきましょう。
おにぎりまん(@onigiriman1998 )さん
画力は基礎力という意見。
画力があればいろんなジャンルの絵柄を描くことができるし、表現の幅も広がる。
リアルタッチで描くことも、萌え絵を描くことも、基礎の画力があれば、様々なジャンルにシフトしていける。
これに関しておにぎりまん大先生がイラストでまとめを作ってくださいました。
素晴らしくわかりやすいです。
イーブイにたとえるところが天才的ですね。
さすがおにぎりまん大先生。
画力は作家の基礎力としてとっても大事。
画力を底上げすることで、様々な絵柄に対応できる
ということですね。
また、画力の安定性も同様です。
マミィ(@tabimama00 )さん
連載形式で漫画を描く場合は締め切りを守らないといけません。
作者は限られた時間内に原稿を仕上げなければならないワケですね。
漫画の場合はイラストと違って1話の中でたくさんの絵を描かなければなりませんから、一コマ一コマにMAXの画力をぶつけていたら締め切りには間に合いません。
ですから時間内に仕上げるために、絵のクオリティにはある程度妥協して描かないといけない。
ここで画力の安定性が求められます。
イメージ的には、例えばですが、
某雑誌の連載に必要な画力レベルが60だとします。
その雑誌に
画力レベルMAX80のAさんと
画力レベルMAX60のBさんが
連載したとしましょう。
先ほども述べたとおり、連載形式ではMAXの画力を保つことができません。
画力レベルMAX80のAさんは、
画力レベルを60まで落として連載を続けていくことができます。
しかし、
画力レベルMAX60のBさんには、これ以上画力を落とす余裕がありません。
画力の水準を保つためにも、画力の底上げは必要なワケですね。
マミィ(@tabimama00 )さん
MEKAMEKA(@MEKAMEKA_BLOG )さん
画力は魅力という考え方。
漫画を選ぶときに、絵柄で決める方も多いと思います。
そういうときって実は
絵が上手いかどうか
よりも
好みの絵柄かどうか
で決めてるんですよね。
この好みの絵柄を出すために、一定水準の画力は必要だと思います。
「絵は上手いけど、好みの絵柄じゃない。」
は、あると思いますが、
「絵めっちゃ下手だけど、絵柄は好み。」
ということって、あまりないんじゃないかなと思います。
魅力を出すためにはある程度の画力は必要で、
デフォルメしたりアレンジしたりして、絵柄の魅力を引き立てせていく。
先ほどのおにぎりまんさんの意見とも類似するところがありますが、
読者に好まれるような魅力のある絵柄を出すためには、一定水準の画力が必要だ
ということですね。
たみちん(@tamitin0914)さん
すー(@qoMbBoLx3nY2iaX )さん
クリプタック(@myjob_memo) さん
HIDETO@BITCOIN(@Hideto192523) さん
画力は説得力という考え方。
この意見にボクはいちばんハッとされました。
漫画は空想。
その空想をどれだけ本物っぽく魅せられるか。
宮崎駿さんも確か似たようなことをおっしゃってたと思います。
確かに、ボクが『Decade(ディケイド)』の背景をこだわって描いたのは、そこに実在するように描きたかったからで、
『仮想通貨体験記』をデフォルメチックに描いたのは、生々しい表現にしたくないからという理由でもありました。
作品に合わせて、伝えたいことに最適な絵柄をチョイスして作画する。
画力は説得力というのは、ボクの中では確信を突かれた感じがしてなりません。
富士城鷹雄(@fuji_hawk_999)さん
みつ豆(@Sakura4No)さん
暗号通貨ジョシ校生 蟻巣(@angoushisanalis)さん
ボコ(@pocopecopen)さん
くさもち(@Yomogi_kusamoch) さん
はる(@sylph39151991) さん
ふみぼ(@fumi1523)さん
上手いに越したことはない。
しかし、必ずしも必要ではない。
こちらの意見がもっとも多かったです。
描いてあるものがわかれば良い。
ということ。
下手すぎるのはダメだけど
うますぎなくてもいい。
描きたいものが伝わるくらいの画力であれば特に不満はない。
という意見ですね。
ボクもこれはその通りと言いますか、
今でこそ漫画を読むときは細かい描き込みまで注目して読みますが、
純粋な読者だった子供の頃、そこまで気にして読んでたかという話で、
気にしないですよね。
どれだけ描き込んでいようが、内容が伝わればサッと読んで次のページをめくります。
「わかればよい」
という意見は、読者目線で考えると気持ち良いくらいわかりますね。
今回集まった意見を読んで、改めて漫画に画力が本当に必要なのか問いてみたくなったので、ひとつアンケートをとってみました。
なんともわかりやすい結果になってしまいましたね。
このアンケート結果でボクは確信してしまいました。
結局のところ、
読者はそこまで求めていない
ということですね。
作家は絵に自分の熱量を込めて作画しますが、
読者はそこまで求めていない。
込めた熱量の10分の1も伝わればいい方なのかもしれません。
10分の1しか伝わらないから、
「少しでも多くの熱量を伝えたい」
と思うのでしょう。
その思いが、筆を走らせるのかもしれませんね。
画力ってなんなんでしょうね。
「わかればいい」
「そこまで求めてない」
でも描きたい。
作家側の立場としてボクの意見は、
画力は作家の自己満です。
自分の作画に満足したい。
だから描く。
これでいいんじゃないでしょうか。笑
(結果よくわからない)
広告漫画とかならともかく、創作漫画は自分の自己満でいいんじゃないかな。
売れる売れないあると思いますし、雑誌によってもある程度は妥協も必要ですが、まぁ。
ね。笑
(やっぱりよくわからない)
というわけでね!
『画力ってなんで必要なの?プチ討論会』いかがだったでしょうか!
いろんな意見が見れてなかなか面白かったのではないですか?
ボクは非常に楽しませていただきました。
あなたの思う、「画力が必要な理由」はありましたか?
「いや、オレはこう思う!」
という方はまたコメントください(^^)
盛り上がってきたらまた記事にするかもしれません。
ありがたいことに、ALISトップブロガーの毛根女子さんからもご意見いただきました!
最後に毛根女子さんのご意見をご紹介しましょう。
毛根女子さんにとって画力とは?
はい。ALISトップブロガーをオチに使わせていただきました。
なんて贅沢な。
以上、『画力ってなんで必要なの?プチ討論会』でした!
最後までお読みいただきありがとうございましたー!
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