凄すぎるハッカーVS取引所バトル事件

盗難王、マウントゴックス。

彼が死に際に放った一言はすべてのハッカーを仮想通貨取引所へと駆り立てた！！

MtGOX「俺の盗難額かぁ？知りたきゃ教えてやる。85万ビットコインだ！」

うおおおおおおお！！！！

世はまさに大ハッキング時代！！

どーもメカメカです。

マウントゴックスのハッキング事件以来、取引所のハッキング事件は後を絶たずいまだにその件数は増えています。

安全対策をしっかりと行なっている取引所もあれば、客のビットコインを使い込んでいる取引所がある等、まともな取引所があるイメージは日本では特に少ないと思います。

今回はメカメカが個人的に凄いと感じた取引所の盗難事件をまとめたいと思います。

コインチェックハッキング事件

日本で1番有名なハッキング事件ですね。

ハッカーはコインチェックのウォレットからNEMコインを盗み出しました。

その額約5億2000万NEM(約580億円)

返金不可能と誰もが思いましたがその後、コインチェックは総額約460億円を返金することや事業継続を発表しました。

これは取引所が凄まじく稼いでることを世間が知った事件でもあります。

また、ハッカー集団がダークウェブでNEMを売るなど、技術的に逮捕することができないことを知った事件でもあります。

盗まれたネムはダークウェブを通して売られ、完売しています。

バイナンス盗難未遂事件

ハッカーはバイナンスの偽サイトを立ち上げ、クリックしてしまったユーザーのアカウントを乗っ取りました。

バイナンスで取引されているコインVIAコインがハッキングされたアカウントを通して大量に買われました。

犯人は特定を防ぐため保有していたVIAコインを売り抜けビットコインに換金して海外に送金しようとします。

しかし、そこでバイナンスのアラートシステムが起動しました。

異常な値動きを検知し全コインの入出金を停止したのです。

ハッカーは入出金ができずに窃盗は未遂に終わりました。

バイナンスの対応はそこで終わりません。なんとハッカーの有力情報に対して懸賞金をかけたメカ！！

その額25万ドル（2700万円相当）

これはハッカーに対する良い牽制になったのと同時に、ただで転ばない取引所として株を上げたメカ。

バイナンスが発行しているコインBNBコインは発行当初の100倍以上の値をつけているメカ！

モナコイン51%攻撃事件

あるグループがモナコインの全体マイニング速度の51%以上を占め、採掘したチェーンを公開せず採掘を続けました。

あるタイミングでチェーンを公開し、そのチェーン以外のモナコインが消失したという事件です。

この攻撃により取引所で保管していたモナコインが消失するなどの被害が出たメカ！

この51%攻撃はモナコインに限った話ではなくマイニング報酬のあるコインには付きまとってくるリスクとして有名になったメカ。

51パーセント攻撃について図解します。

通常であれば、ブロックチェーンの長い方が正しいチェーンとして処理され、マイニング報酬が支払われます。

マイニング速度の速いマイナーがチェーンの短い方を公開せずにマイニングを続けていくと、報酬が支払われているチェーンより長くなります。

このチェーンを公開した時点でチェーンの短い方は不適当なチェーンとして処理され、マイニング報酬も消えてしまいます。

そして新たに長いチェーンにマイニング報酬が発生するのです。

この攻撃は今までのハッキング攻撃とは異質です。

取引所のシステムをハッキングするわけではなく、これはブロックチェーン技術に存在する欠陥を突いた事件だからです。

モナコインが今後どのような対応をしていくのか注目です。

こちらのサイトは51%攻撃に弱いコインがまとめてあります。

関連URL：CRYPTO51

これからもハッカーは驚くような手口で事件を起こすかもしれません。しかしその度に仮想通貨もパワーアップし続けることでしょう！

⚡️WRITER⚡️

MEKAMEKA

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