人の運命は決まっているのでしょうか?もし、決まっているとすれば、自分の自由意志とは一体何の意味があるのでしょうか?
人の一生がまるで映画のストーリーのように決まっているのなら、成功も失敗も自分の考えと関係ないところで決まってしまっていることになります。
そうすれば、人生なんて何の意味もなくただ決められたことを消化してるだけの無味乾燥な存在となります。
さあ!あなたはどう思われますか?
「決まってる」、「ある程度決まってる」、「まったく決まっていない」と、人によってさまざまな答えが返ってきそうです。
私の答えは、「決まってるけど決まっていない」ということです。
「ふざけるな!」とお叱りを受けそうですが、私の40年間の研究の結果、そういう結論になりました。
それも細部にわたるまで決まっているのです。あなたが、今この文章を読んでいることも…宇宙誕生から決まっていたのです。
もちろん、私は科学者ではないので証明することはできません。また、実際に証明した科学者は今のところいません。
だから、私の考えに異論があっても一向に差し支えありません。
まあ!怒らずに読み進んでください。このことは、あなたの夢の実現にとても大切な考え方ですから~
それでは、何が決まって何が決まっていないのか、このことをよく理解しておきましょう。
たとえ話で進めていきます。
人間の顔の形は民族は違ってもみんな同じですね。
ある民族だけが目が一つということはありません。
人間はみんな目が二つです。もちろん、目だけではなく身体構造も同じです。
要するに決まっているのです。
それでは、何が決まっていないのでしょうか。
民族によって、目の色、髪の色、皮膚の色が違います。ひとり一人の人相も微妙に違います。指紋は誰一人同じ人はいません。
「決まっているけど、決まっていない」ということの意味が少し分かっていただけたでしょうか。
決まっていることが、決まっていないことに移行する条件に一体何が作用しているのでしょう。
それは「環境」です。地球上の環境はさまざまです。
その環境に合わせて目の色、髪の色、皮膚の色が違ってきたのです。
同じ民族でも、目の色、髪の色、皮膚の色はだいたい同じですが、人によって性格が違います。
ここでも、決まっているものと、決まっていないものが共存しています。
それではさらに、同じ環境に生まれ育った人は、同じような性格になるのでしょうか、そうはなりませんね。
それは、ひとり一人の意識の使い方が違うためです。それでは意識とは何でしょうか。
人の運命を知るためのキーワードは「環境」と「意識」にあります。
「環境」によって「意識」が変わり、「意識」によって「環境」が変わります。
夢の実現に「私はこうなりたい!」というのは「意識」です。
夢が叶った人は「環境」が変わったのです。夢が叶わなかった人は「環境」が変わらず、相変わらず以前と同じだったということになります。
今回はここまでにしておきましょう。続きは次回までお楽しみに~
#水口翠峰語録より