2018年初頭から「極寒」を迎えたクリプト界隈。
ニューヨークでも、Consensus2018のバカ騒ぎ&魑魅魍魎デーハーMeetUpが鳴りを潜め、お祭り騒ぎをつづけるは中華系のみ。そんな中華パワーも国家の経済減速で下落を続ける。
あぁ、季節は移ろわず氷河期突入かーー。
と、悲観一色の春・夏・秋を乗り越えて、活気が戻りつつある我らがクリプト界。MeetUpや各種イベントの数がぐっと増えてきました。
いや、これは語弊があるかもしれない。極寒の季節もブロックチェーン需要は継続して伸びていたし、プロジェクトは休むことなく動いていた。こんなところで負けてたまるかサイファーパンク。
そんなクリプトへの熱狂を、今日は雇用の側面から見てみましょう!
ご紹介するのはHired.comのデータ。
まずはこちらから!
「The Hottest Jobs in Software Engineering」
今一番アツいソフトウェアエンジニアは何か!? つまり、一番需要が伸びているエンジニアは何か、が見れるもの。そもそもソフトウェアエンジニアは世界的に不足気味なのですが、その中でもブロックチェーンエンジニアは517%の伸びという驚異の数字。
グラフが見切れています。
(個人的には2つ目のセキュリティエンジニアも気になりますが)
ではブロックチェーンエンジニアの懐事情はどうなのでしょうか?
Hired.comでは
・ニューヨーク
・サンフランシスコ・ベイエリア(シリコンバレー周辺)
・トロント
・ロンドン
・パリ
のエンジニアタイプ別お給料が掲載されています。
ニューヨークでは、ブロックチェーンエンジニアは2番目にお給料が高く、$137K(1500万円)です。
数か月前に「ニューヨークのブロックチェーンエンジニア$100K(1000万円)突破」というニュースを見たので、そこから比較しても上がっているのでは。
西海岸はさすがに高く、$155K
(生活費も高い)
とはいえ、高いのはいい話ばかりではない。ニューヨークとシリコンバレー周辺はエンジニアの給料が上がりすぎて気軽に雇えなくなってしまった。ニューヨークのスタートアップに開発部隊のことを聞くと「ポートランドにいる」、「開発はヨーロッパ」と返ってくることも度々あります。
フランスだと$67K(約740万円)。
日本はどうなんでしょうか?
ちなみにエンジニアのワークスタイル調査も載っています!
好きなワークスタイルは
早起きしてさっさと仕事終わらせる(んで早く帰る)
どの業界もそうですよね!
一方、仕事の不満の種は、、、
非現実的な納期。
非現実的な納期。
非現実的な納期ーー。
非現実的な納期(に加えおそらく非現実的な予算と要求クオリティ)、、、どの国でも頭を悩ませるのは同じことなんですね、、、
以上、ブロックチェーンを取り巻く雇用状況でした!
ブロックチェーンの求人は私もチェックしているんですが、エンジニアだけでなく「コミュニケーター」「アナリスト」「コンサルタント」「CEO」と様々なポジションで求人がわんさか出ています。
Moonという言葉が懐かしくもなる今日この頃ですが、技術とビジネスは歩みを止めず進化し続けているのだと感じています。
立春から春真っ盛り、
そしてクリプトサマーへ。
そろそろ季節が巡ってほしいですね。
MALIS