先日から書く書く詐欺になっていたABC Miningさんの話、ついに書きます。
ニューヨーク大学でマイニング事業をされている方々が講義をしてくれたのですが、かなり面白かったのです。
だから最後まで読んでね!
ABC Miningさんは、ニューヨークベースの企業で、その名の通りマイニングとブロックチェーン技術に関するコンサルティングをされています。
2018年1月にできたばかりの会社です。
詳細はこちらのWebサイトでどうぞ。
(ABC miningで検索すると、鉱石掘ってるマイニング会社がヒットしてしまうので注意です)
この日は共同創業者であるCTOのAlexander AudetさんとCFOのBrandon Egervariさんが来てくれました。
自己紹介の際にお話しされていて印象的だったのは、
“仮想通貨市場は、新規参入し自分のアイデアを実現できる若い市場でありながら、様々なリソース(先行者の経験や知識など)にアクセスできる位には十分に成熟した市場でもある”
という言葉。
今がチャンスだぞ、というメッセージですね。
さらりとブロックチェーンの特徴を紹介した後、掴みのスライドは
皆さんこれ知ってましたか?
元々はHold(握る・保有する)のタイプミスから生まれた言葉で、日本語で言うところの“ガチホ”です。
後で調べたら、元ネタ見つかりました(笑)
2013年に生まれた言葉なんですね。
この言葉を解説しているSudhir Khatwaniさんの記事、“What is “HODL” in the Cryptocurrency World?”によると
“In these crypto communities, offline or online, with the rise of cryptocurrencies, a new breed of lingo has also developed. If you join a crypto-conversation without knowing these jargons, you might feel left out and more than a bit puzzled.”
意訳:仮想通貨界隈では、仮想通貨の盛り上がりとともにネットスラング的な言葉もたくさん出てきているよ。知らないとコミュニティについていけないぞ。
まじですか、精進します。
こんな感じで加工されてるものが沢山ありました。
(画像はご自由にお使いください)
さて、ここからはお決まりブロックチェーンの背景について。
印象に残った点だけお伝えします。
“サトシナカモトの論文が発表されたのは2008年。その背景には金融危機(リーマンショック)があった。世界中で私たちのお金をコントロールしている中央銀行、投資銀行を使うのをやめようというムーブメントが背景にあった。”
この辺りの背景は皆さんご存知かと思います、が、ウォールストリートに隣接した校舎でアメリカ人から聞かされると妙に臨場感がある。
日本で感じていたより遥かに大きなインパクトだったんだろうな。
それにしても学生の心を掴むのがうまいプレゼンです。楽しい。
さて、今回も長くなりそうなので今日はこの辺りで一旦おいとまします。
次回も楽しみにしてくださいね。
MALIS
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