クリプト

中華系ぎらぎらブロックチェーンイベントに行ってきた

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  • MALIS
  • 2018/11/09 23:21

11月8日、9日とニューヨークのヒルトンホテルで行われたワールドブロックチェーンフォーラム(WBF)に行ってきました。


早速イベントの様子をお伝え、、、


する前に、少しイベント前の話を。

だって私、スキャムと思って行ったからね。



1. それは一通のメールから

もう1か月以上前でしょうか?

同級生のインド人から突然のメールが届きました。彼は今ブロックチェーン関連の会社で働いていて、今度中国系イベントに出るから来てくれ、とのこと。

送られたリンクを開くと,,,


たくさんのスピーカー!

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過去にお会いしたことのある方もちらほら。

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しかし、httpか、、、

さらに、WBFって名前のイベントは他にもあるんですよね。似た名前を語るイベント=スキャムのイメージがある私、この時点で不安になる。


しかし、彼の勧誘は根気よく続く。

インド人、押しの強さはピカイチやで。


まぁ家から近いしいいか、、、

お友達価格で入らせてもらえることを条件にイベント参加を決めたのです。

(その節は、Kazさん仮想通貨の赤ちゃんさん、相談にのっていただきありがとうございました)




2. いざ会場へ

前日のブルックリン・テックウィークが女子会にトランスフォームしたこともあり「そもそも開催されるのか、、、」不安に思いながらヒルトンへ向かうMALIS。


ヒルトンロビー

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あーヒルトンって感じだよなぁ、、、ブルックリンのおしゃれ感はないか、、、

と思いながら3階へ


おお、

結構でかでかやってる!

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しっかりしている!

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中華!金あるな!




3. 盛り上がる登壇とは?

登壇者大量のため、記憶に残ったものだけ簡単に紹介。


◆Alex Mashinsky (Celsius Network)

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著名なIT系シリアルアントレプレナーであるAlex。

自由だったはずのITは今やグーグルが独占、利益を根こそぎ持っていく。クリプトはそんな世界を変えるのだ。ビットコインが育ててきたこの産業、今やビットコインを(性能で?)みんな抜かしたやらうんたら、、、主にブロックチェーン革命の背景を語るプレゼンでした。

しかしプレゼンの内容よりも、プレゼンのおしゃれ感とパンチのある挿絵に目が行きます。さすがITファイターやで。

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E=MC2は全然ぴんと来なかったけどね。

朝にもかかわらず全力で会場を盛り上げる姿は、色んな産業とバトル交わしてきただけあるなぁという印象でした。


◆W. Scott Stornetta

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え?

登壇者リストにいなかったのに!?

どういうことかよく分かりませんが、突然のScott登壇。

Scottは人呼んでブロックチェーンの父。ナカモトサトシのホワイトペーパーに引用されていることで有名な人ですが、現在はYugen Partnersに所属。

「書き換えられない文書」と信頼できる「目撃者」、古代から人がさがし求めてきたこの2つの機能をデジタルの世界で実現するには?彼がブロックチェーンに至るまでの背景をプレゼン。

その後、観客を巻き込んで簡単なブロックチェーンプログラムを実演。

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素人にも優しい技術プレゼン、爽やかなひと時でした。


◆Nelson Chu(Cadence)

(コーヒー取りに行ってて帰ってきたら、プレゼンは完全に後半戦)

ブロックチェーンはまだまだこれから!スケールアウトには機関投資家の力が必要だ、がまとめだったような気がします。



次にテンセントが登壇したのですが、かなり訛りが強く、というか何度も途中でプレゼンが止まり、理解に四苦八苦していたところ

「ねぇ、マンダリン喋れる?」

隣の女性が話しかけてくる。

北京出身の投資家らしく、Ohこの前東京行ったわよ!みたいな話が始まりここからカンファレンスの内容全然覚えていませんw


そんな会話が遮られたのが、、、


ファイアーサイド・チャット

◆Rik Willard(Agentic)

◆Jeffrey Wernick 

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Jeffrey(右のキャップの人)はUberおよびAir BnBのエンジェル投資家であり、ビットコイン至上主義者

ファイアーサイド・チャットとは暖炉わきにいるかのようにリラックスした会話のイメージなのですが、そんな雰囲気は全くなく最初からプロレス全開。

「ステーブルコインはアンチビットコイン!」

「ステーブルコイン、何がステーブルなの?」

「ステーブルな通貨なんてあったっけ?」

「あれはプロパガンダだ」

から始まり、全くかみ合わない会話。「こんなもんファイアーサイド・チャットじゃねぇ!」とキレだすJeffreyに、対談者のRikは

「I love you」

と告げ、質問を続ける。


続々と集まる観客を見るに、やっぱり人はプロレスに心惹かれるのでしょう。

プレゼンの結論は特にありませんでした。




3. 金があるとランチも豪華!

時刻はすでに12時。

お腹がすいたのでVIPチケット保有者のみ入れるブッフェ会場へ移動する。


豪華!

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同じテーブルにはアメリカ人の歴史作家、トルコ人のシステムディベロッパー、トロントの投資家。仮想通貨話でワイワイと盛り上がる。

歴史作家の方は、ビットコインといくつかの草コインに昨年末投資し大損したらしいです。でも来週新しい本がAmazonにて発売になるらしいので、印税でしっかり稼いでほしいですね。


午後も聴きたいのはいくつかあったのですが、疲れたので帰ることに。

ヨガのせいか体がしんどくてね、、、



ぼんやり帰る途中、インド人からメールが。

「マリ、どこにいるの?紹介したい人がいるんだけど?」

すでに電車に乗っていたため明日会う約束をし、この日は終了。


さて、明日はどうなるか。

引き続きお楽しみください。


MALIS


公開日:2018/11/09
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エネルギー政策専門のコンサルタントです。ニューヨークにいることが多いのでこちらの情報発信が多めになる予定。Twitter: @mari_saita

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