皆様こんにちは。
今日は下の記事に全力で寿司警察しようと思っています。
「どうして、ニューヨークの「高級寿司屋」が続々と閉店しているの?」
(いや?この記事自体が寿司警察だから私は寿司警察警察、、、?)
記事の要点をお伝えすると、
・就労ビザの厳格化で職人が働けなくなり古き良きNYC高級寿司屋が潰れている
・スーパーの寿司は外国人が作っていてまずい
・今流行りの高級寿司店は日本語が通じず魚が臭く全部タレ塗ってごまかしている
ふむ、、、
とにかく、こういう時はまず「私の方がニューヨークの寿司を語るに値する人物である」と証明する必要がありますね信頼度を上げるためにも。なんたってここは信頼の可視化を標榜するALISメディアですからね!
そんなわけで私の戦闘値をお伝えしましょう。
まずですね、
いきなりきたよ!これはポイント高し。つまり私は寿司屋の孫!といっても実家は事業拡大しすぎて何屋かわかんなかったけど。
次に、
え?美容じゃないの?って思ったMALISファンのあなた!いつもありがとうございます!アルバイト好きで色々やってたんです!寿司と美容とクレカ販売員が一番頑張りましたね。寿司屋は寿司以外の一品全部作ってました。大切なポイントです、もう一回言います。
寿司以外の一品全部作ってました
なのに料理は苦手。Fiatに直接換金できないタスクは全力で回避したいですからね。
そして最後、
↑
何の音かわかりますか?
分かりますよね?
スカウターが故障した音ね。
勝てる気がしてきましたね。
私ってばコンサルの割に前置きが長くなりましたが、本題に入ります。
この記事には正しい箇所と、微妙な箇所があります。
・就労ビザの厳格化で職人が働けなくなり
この部分は正しいです。
トランプのせいで職人向けのH1Bビザが発給されにくくなりました。
というかですね、H1Bビザだけじゃありません、現地で課税されていない、つまり儲けが発生していないような日系企業の駐在すらビザがなかなか発給されず渡米時期がずれるほど。今、ニューヨークに住む最大のネックは間違いなくビザでしょう。
・就労ビザの厳格化で職人が働けなくなり古き良きNYC高級寿司屋が潰れている
部分部分は合ってるんです、でも因果関係が微妙なんですよ。。。
潰れた中にはそもそも最近客足が遠のいていたものも含まれてるんです。ちなみに全く同じ流れの会話をNYCにいる頃にした覚えがあります。
「XXは職人がビザとれなくて潰れたって?」
「いや、そもそもあそこやばかったんだよ」
「確かに、最近客が入ってなかったからなぁ」
・スーパーの寿司は中国人や韓国人、南米人が作っていてまずい
なんでいきなりスーパーの寿司出てくるねん。そもそも人が握ってないやろ。。。
あとですね、日系の高級店行っても職人は他国の方だったりします。腕にがっつりタトゥーの入ったアメリカ人の職人さんもいますが、素晴らしい腕前でした。
人種や国籍の前に味を見ましょう。
・今流行りの高級寿司店は日本語が通じず魚が臭く全部タレ塗ってごまかしている
NYCの魚はしめ方が悪く臭い、、、、のは過去の話。
日系の市場ができたこと、築地からの空輸ができることからちゃんとしたお店に行けば日本と同じレベルのお魚が出てきます。筆者は築地から空輸したのを食べたけど生臭かったそうで、だったら築地の魚がまずいってことか?と思います。
あと、NYCの店で日本語通じる必要あるんかい?TOKYOのイタリアンはイタリア語通じるんかい、、、?
そもそもですね!
ね?
とまぁ警察っぽくねちねち反論しましたが、、、、
ぶっちゃけどうでもよかったりします(笑)
こんな記事、日本人以外には一ミリも関心持たれずにNYCの寿司屋は進化するだろうからね。なので、最後にNYC寿司の進化の方向性を1つだけ紹介して締めくくりたいと思います。
それは雨のブロックチェーン日和、イベント(IOTAだったかな)参加後の小腹を満たしにぷらっと立ち寄った一軒。
その名も
おっしゃれな店内は大混雑
そして出されるのは、、、
というかこれ、海苔にあったかいご飯のせて具を巻いてポイっとカウンターに置くだけ。10秒くらいでサーブされる。誰でも作れる。
この誰でも作れる手巻きずしのお値段はこちら
きゅうり巻で5.25ドル。
ちょっと高いけど、そもそも寿司の値段が異常値を記録し続けるNYC。5.25ドルで寿司と名の付く食べ物を洒落た空間で頂ける、これは貴重な店舗です。
そして何より、、、
だって、ご飯に具材のっけてパリッとした海苔で巻いてお醤油つけるんだもん、美味しくないはずがないよね? 寿司警察は怒り狂うかもしれないけど、この料理を不味いと言う日本人はなかなかいないと思います。
ちなみに、メニューをよく見るとわかりますがこの店はワンカップ大関を出します。
お洒落なニューヨーカーがお洒落なカウンターでワンカップ大関を飲んでいるのを見て噴き出すのは日本人の特権ですね。お洒落な韓国人も「ワンカップ大関が好き」って言ってたし、海外ブランディングの成功具合よ、、、
ということで、支離滅裂にもほどがあるこの記事の締めくくり、
食は進化するもの。
そしてどの国の人が作ろうと、ちゃんと学べば美味しいものはできる。
日本の食を持ち上げるために誰かを貶めるような記事は読みたくないですよね。何より、現地で寿司を愛し研究してくれている方々、寿司を楽しんでくださっている方々に失礼かなと思います。
寛容でいたいですね。
以上、寿司屋の孫が語るでした!
MALIS