1月15日(金)
いよいよ明日に迫った説明会です。
初めてなので、いよいよ感がありますが、
またすぐに2回目、3回目と実施していく予定でいます(^^)
もう常に頭の中はAKIU SCHOLĒ のことな私です。
AKIU SCHOLĒ の説明会で、
何を伝えようかな、ということを考えています。
これは別に今に始まったことではなくて、
AKIU SCHOLĒ を表すのに、
私自身が納得できる、かつ伝わる言葉がなかなか言語化出来ずに居ました。
「で、結局、何をしている学校なの?」
というところです。
それを表現するために、
色んな言葉に触れて色んな知識を知って
色んな人の話を聞きます。
そうやってずーっと、
「これかも!💡」と思っては、
「うーんやっぱりなんか違うな、、、(;´▽`A``」を繰り返してきました。
AKIU SCHOLĒの授業では、
「大人の生き方を知る授業」
や「価値観のワーク」など、分かりやすく言語化出来るものもあります。
※AKIU SCHOLĒのテーマでまとめてありますので是非ご覧ください
でも本質的には、それらが目的で無くて、
それらの授業を通して、
生徒が何を得られるのか、
という点です。
だから、その前後の、そしてそれ以外の、
「雑談」こそ大事!
と、強く感じています。
だけど・・・
ちゃんと授業料としてお金を頂こうと思った場合、
親御さんはきっと、「いや、誰が「雑談」に金払うねん!」
って、普通、なりますよね。
なるよね。
でも実際に現場に居た頃から、
授業よりも、
生徒たちと交わす「雑談」こそが価値がある
と肌感覚で思っていました。
これは、大学卒業してすぐの時から、ずっとです。
この時間を、教師側がいかに丁寧に捉えるかで、
学校に来る意味は変わるんじゃないの?
と思うのです。
だから、
AKIU SCHOLĒでする「雑談」は、
めちゃくちゃ価値がある!
という風に、胸を張って言いたいのですが、
そのままではやっぱり余りにも乱暴すぎるな、
とも思っています。
そんなことを考えていたら、
目に入ってきたこの本。
以前にも紹介したこの本。
フランスの教育の本です。
「おや・・・哲学・・・。」
ということで、
少し調べ始めると、「雑談」がなんで良いのかを裏付けてくれるような
素敵な言葉がたくさん出てきました。
「サインコサイン」のように、字面でやられそうになるもののひとつで、
「なんか難しそう・・・」と思われがちですが、
哲学って古代ギリシャから始まる最も長い学問です。
そしてその語源は、
ギリシャ語で
Philein(愛する) Sophia(知)
はい、もう、これだけで十分と言わんばかりの。。。
※AKIU SCHOLĒのスコレーも、ギリシャ語で「余暇」
School(学校)の語源だよ.詳しくは過去記事に。
知を愛するのが哲学なんです。
明治時代にようやく日本にやってきました。
世界って?幸福って?社会って?とか、
答えのない問題に対して「なんで?」を問う学問。
答えのない問題に対して、常識を疑う学問。
答えの無い問題に対する問いの答えは、時代によって人によって移り変わるからこそ、
哲学は、重要なんです。
「そもそも、これで良いの?ほんとにそうなの?
もっと良くならないの?」
と、疑問を持ち続けることです。
科学・宗教・政治の根源である学問です。
なぜなら、知のスタートの学問だからです。
生徒たちが感じている、
「なんで?」は、
生徒の人生を支えるものになり得ると確信しています。
雑談で使うのは、問答法なんです。
問答法とは、古代ギリシアの哲学者ソクラテスが用いた、
対話によって相手の矛盾・無知を自覚させつつ、
より高次の認識、真理へと導いていく手法を指す。
いや、相手の矛盾・無知を自覚させるっていうのはなかなか難しいし、
私が答えを持っていないので完ぺきな問答法ではないですが。(__)
偉大なるソクラテス先生、
ありがとうございます!!!!( ˘•ω•˘ )!!!!