4月20日(火)
ご覧いただきありがとうございます(^O^)
高校教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。
公式ホームページはこちら≪ Mayu Academia ≫
2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という
新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも。
全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。
伊藤真結の応援はこちらから≪🎪 MAYU’s SCHOLĒ 🎪≫詳細はページ下へ。
【社会起業家育成プログラムTOHOKU SOCIAL INNOVATION Acceleratorプログラム2019】
「共感賞受賞」最終プレゼン動画:https://www.youtube.com/watch?v=ieW27hLim5c
今日は最近には珍しい、風のあんまりない穏やかな一日でした。( ・´ー・`)
お布団を干せるというだけで幸福感にどっぷり浸かれます。( ・´ー・`)
今日も今日とて、
AKIU SCHOLĒ 開校日へ向けての準備です。
▽
授業づくりをひたすらに続けていると、
どうしても難しい言葉になってしまうものを、
伝わる言葉に変換していく作業が必要になります。
その為には、
色んな具体的な事象に触れて、
抽象化して、伝えたい事象へ落としこんでいくことが必要です。
だから、
日常に溢れる様々な事象の本質的な部分を捉えて、
共通項を見つける必要があります。
具体と抽象を行ったり来たりします。
集中してやると、
ガス欠状態になって、
「腹が減っては戦は出来ぬ」
という言葉が浮かびます。
そうなったらご飯を食べて、
シンプルな納豆ご飯の有難みに気付いたりします。笑
「美味しいなあ、、、、、(*^~^*)」
なんて至福の時間を過ごしながら、
何気ない行動のその中で、
ハッ( ゚д゚ )としたりします。
▽
AKIU SCHOLĒ の本質は、
「自分を知れば、自分の納得のいく選択(人生)をしていけるよね」
ってことです。
だので、
いわゆる「自分科」の授業づくりで気を付けるのは、
日常生活や、誰かとの会話、行動の中から、
自分自身のことを知る術を認知することです。
私が
「あなたはこういう人間だよ」
と教えることでは無くて、
あくまでも生徒たち自身が、
自分で気付き、
自分の力で成し遂げていく力です。
一方で「世の中科」の授業は、
外に向いていて、
「今、キミたちの生きる世の中ってこうなっているよ、
だから、
批判的思考を鍛えながら、
自分に必要だと思う情報を取りに行く必要があるよね」
っていうものです。
「自分科」は内、
「世の中科」は外です。
▽
大枠はこんな感じで、
その中身を細かく創っている最中です。
ごめんなさい(先に謝る)。
こんだけ「自分科」とか「世の中科」とか、
それっぽいことを言っておきながら、
中身は絶賛現在進行形で作成中です。笑
で、
自分を知るってことは、
ある意味で、
「自分」という存在を、
自分で定義するってことです。
自分を定義するっていうのは、
別に難しい話で無くて、
「納豆」を美味しいと思う気持ちと同じです。
納豆とは、Wikipedia先生によると、
よく蒸した大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品
と定義されています。
でも、
その捉え方は人それぞれで、
納豆=美味しい
納豆=ねばねばした食べ物
納豆=臭い
納豆=体に良い
納豆=嫌い
色々だと思います。
臭くて嫌い、ネバネバして嫌い、
という人も居れば、
毎日でも食べられる、健康に良い、
納豆ご飯最高!
という人も居ます。
自分が好きな納豆を、
「ねばねばしてて嫌い」
「ねばねばしてなくて、納豆臭くなければいい!」
なんていう人に出会っても、
(ふうん、キミはそうなんだね、私はそのねばねばが好きなんだけどなあ)
だし、
(そもそも納豆臭くなかったら納豆じゃなくないか)
と思うはずです。
欠点だと捉える人がいる“臭さ”も、
それがなければ、
納豆ではないです。
更に、納豆のことをよく知っていれば、
その活かし方も分かってきます。
納豆を必要としている人たち、
例えば、腸内環境を良くしたい人とか、血液をサラサラにしたいとか、
その人たちの元で、大活躍です。
そして、その美味しい食べ方(活かし方)によっては、
苦手な人とも付き合っていけるものになります。
そのままでも美味しいし、
お餅にからめても美味しい、
卵焼きに入れても美味しい。
でも、
好かれる部分も嫌われる部分も含めて、
納豆のことを知らなければ、
納豆の匂いがどうしても嫌いと言う人種しかいない国で、
一生嫌われて、
その素晴らしい栄養価も評価されず、
捨てられてしまうこともあります。
「こんなに美味しいのに!!!」
と思ってもらえる人に出会わず、
嫌われ者の臭い食べ物で終わってしまいます。
▽
自分を知るということは、
そういうことだと思っています。
自分って、
こんなことが得意で、こんなことが不得意。
だから、
その力をこう活かすことが出来そうで、
こういう場所(職業、国、‥等)でなら活躍できそう。
それを自分で模索していく力。
自分の不得意な環境に生まれ育ってしまったら終わり、
では無くて、
自分を知って、それを選んでいく力です。
すべての人にとって、
「自分がどういう人生を歩むか」
というすごく大事なことを、
運任せにしない力です。
知らないと怖いし嫌いになります。
知れば、分かるし好きになれます。
ああ、今週末の授業もドキドキです。(´;ω;`)震