コミケが開催されなくなり、2020年にとらのあなは8店舗閉店した。2021年は2店舗が閉店の予定だ。
同人誌販売量でとらのあな・メロンブックス(紙の本)からDMM・DLSite(電子本の時代)に交代するのだろうか?通常の同人誌の流通ルートとして、
1)同人誌即売会 2)実店舗・ネット店舗の委託販売 3)ダウンロード販売
の3つがすぐに挙げられると思うが規模を調べると以下のようになる。
半分近くが即売会で、その売上が違う市場に消えてしまうということだ。
いままでは同人誌の題材になることは原作の人気のバロメーターだった。リアルで交流しつつ配布しているという大義名分で著作権侵害をスルーしてもらえていた。また、その中から有望な作家が見つかることもある。だから「ファン活動の一環」として、出版社・商業作家が 黙認 しているのが実状だったが、デジタルや通信販売主体となると黙認できなくなってしまい、許可されたものしか販売できなくなる。そうなると自由がなくなり面白い作品が減ってしまう可能性がある。コミケ文化が衰退する危険性がある。
コミケに流れていたオタクの金はソシャゲに流れるのだろうか?
<2020年>
・とらのあな静岡店(6/30閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/133120
・とらのあな三宮店(6/30閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/133120
・とらのあな新潟店(7/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/135478
・とらのあな福岡店(7/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/135478
・とらのあな横浜店(8/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/138594
・とらのあな町田店(8/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/138594
・とらのあな京都店(8/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/138592
・とらのあな仙台店(8/31閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/138592
<2021年>
・とらのあな秋葉原店C(4/4閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/156228
・とらのあな秋葉原店B(4/6閉店)
https://news.toranoana.jp/notification/159903
<この項、了>