ミネベアのキーボードRT6652TWJP(CMI-6D4Y6)を生産終了前に3台ほど購入した。
当時はまだ買えたのだ。今でこそ高級キーボードが販売していてネットで議論されているが、当時はキーボードにこだわるのはマイナーな存在だったと思う。あの頃は会社での激務が祟り、肩こりが酷くキーボードの打鍵感が肩こりと首こりに影響していた。今は対策しているし、そもそもそこまで働かない(笑)
で、他の機種も使用して使ったのだが、結局これが残った。使ってきたのは以下である。
■ミネベアRT6656TW 英語配列:なんか合わなかったので売却。生産終了品。
■マジェスタッチの茶軸:打鍵感はまぁまぁ。けど、耐久性に難ありで壊れた。
■リアルフォース101英語キーボード:打鍵感は最高だが、キーを押したときにもう少し反発がほしかった。これも売却。
■Happy Hacking Keyboard HHKB Lite2 英語配列:打鍵感は良いのだが、いかんせん特殊配列で仕事で使うキーボードと違いすぎるので感覚がずれる。これも売却。
■富士通 FKB8744-607:テンキーレスは良いのだが、打鍵感がスカスカで合わなかった。これも売却。現在は生産終了品。
昔、猫のキーボードルーム(現在は残っているが更新はしていない)というのがあって、そこでメンブレンキーボードの本命と紹介されていたが本当にそのとおりだと思う。
当時の記事だが、¥4,580で買えたのだ。
2011年に亡くなられたPCライターの元麻布春男さんもこだわっておられた。
「元麻布春男の週刊PCホットライン 減りつつある良質なキーボード」
ミネベアRT6652TWJP(CMI-6D4Y6)は、金型自体がもう限界になってしまったので生産終了になったが、後継機種がいまだに出てきていない。一生分はキープしているが、接続がPS2接続なのでいつまで使えるか心配だ。メルカリでも結構な値段で取引されているので驚いている。自分は良質なキーボードは良質な万年筆と同じと考えている。メーカーさん新しい後継機種を開発しませんか?
<この項、了>