こないだ
友達の父親が死んでしまって
急遽お葬式に行く事になった。
俺は
冠婚葬祭の服を持ってたが
ワイシャツとネクタイがない。
なので当日
家の目の前の
100円ショップに買いに行った。
そこで
更に足りない物がある事に気が付いた。
(゚Д゚)ノ ソウダ
それは
香典の袋だった。
俺は
「ご香典の封筒も買わないと!」と
焦って売り場に向かった。
(゜ノ0゜ノ;)ワスレテタ
そうしたら
「ご霊前」「ご仏前」「ご香典」の
3種類封筒があり
どれを選べば良いのか解らない!
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俺は
どの封筒を選べば解らず迷ってたら
俺の側に丁度お客のおばさんが来たので
その人に聞いてみた。
そうすると
詳しく説明してくれた。
( ゚д゚)ホゥホゥ
お葬式に行くなら「ご霊前」
49日以降に行くなら「ご仏前」
よく解らない時は「ご香典」
そう教えてくれた。
俺は
お葬式に行くから「ご霊前」を買い
お金を「5000円」入れて渡す事にした。
そして早速出かけようとしたら
なんと!靴がない!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
俺は
ロングブーツしか無くて
急いで実家に電話して
父親の靴を借りる事にした。
実家は
歩いて5分の場所にあり
式場に向かうついでに寄る事にして
ロングブーツに喪服姿で向かった。
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俺は
実家に寄って靴を借り
その後タクシーで式場に向かった。
タクシーの乗車中
運転手と昔のタクシー文化の事を
少し会話してみた。
ヒソヒソ(*・艸-)(-艸・*)ヒソヒソ
昔は
タクシーを乗る時
割りばしに1万円付けて止めたと言うのは
本当の事らしい。
それが行われていた場所は
「銀座」「原宿」「六本木」だと言う。
その3代ナウい街で
割りばしに1万円を挟み
お札の枚数が多いいお客を選んで
タクシーを止めたらしい。
そのタクシーの営業方法で
月100万円稼ぐ人もいたと言う。
Σヾ(・Д・´●)ノわぉ!!
まさに
バブル時代を象徴する
独特の文化だ。
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俺は
式場に到着するとある事に気が付いた。
(。´・_・`。)オヤオヤ?
それは
式場の係員が
全員白いマスクをつけている。
俺は
Twitterの怪しい噂で葬式用マスクは
黒か紺のマスクが良いと言う情報を得て
紺色のマスクをしていった。
でもその情報は
係員のマスクを見て
ガセ情報だったと解った。
ショボ──(´・ω・`)──ン
そして式場に入り
友達に連れられて
死んだ友達の父親の遺体を見た。
そのとき俺は
「死ねば善人も悪人も関係なく
みんな同じ顔になるんだな」
そう感じた。
友達の父親には
初めの対面で
それ以上何も感じなかった。
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その後無事に葬式が終わり
仮装する為に「町屋火葬場」に向かた。
町屋火葬場は
俺の家から歩いて5分の距離にある
超ご近所さんの所。
ここは
電子レンジ式の火葬方法で
臭いも煙も全くでない。
30年前までは
町屋内に強烈な火葬した臭いが立ち込めて
あまり良い街と言えなかった。
火葬している最中時間がかかるので
休憩室で友達の家族たちと雑談して待った。
と言っても
全員友達の1族だけで
俺一人だけ他人の状態。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
非常に肩身が狭く
会話に入れないから
1人でタバコを吸いに行ってしまう。
( ´ー`)y-~~
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そして無事に火葬が終わり
骨を友達と一緒に拾い
骨壺に入れた。
この時
「ただの友達の俺が
他人の骨を拾って良いのか疑問」
そう感じてしまった。
でも
何も考えず一緒に拾って
骨壺の中に骨を入れた。
その後場所を移動して
食事会のレストランに向かった。
そこで出たのは
1人3500円の超豪華和風料理!
\(^_^)/オォ
そこで食事をしながら
友達一族の事を少し聞いてみた。
そうすると
みんな能力が高い職業についている。
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友達一族の職業は
紙の商社の人や
金融関係の細かい契約書を作る銀行員
パナソニックの研究開発
みんな凄い職業についていて
「この一族と親密な関係になれば
俺に得する情報が手に入るかも」
そう感じて好感が持てた。
でも今は
みんな悲しんでる中
俺1人だけ悲しくない状況。
俺は
特に特別な事を話さず
食事会が終わったらスグに帰って行った。
今回のお葬式は
俺1人だけ他人で
どこにも居場所がないお葬式だった。
しかも
帰りにお清めの塩をもらい忘れて
未だに体を清めてない。
もしかしたら
俺1人だけ他人の参加でなので
友達の父親に「何だこいつは!(# `Д´)」
そう思われてるかもしれない。