



7歳の時のお盆休み俺は母親に「どこか
遊びに連れってって!」と頼んでみたが
「予定は何も決めてないから考えとく」
と言いどこも出かけられそうもなかった
(´・д・`)ショボーン
俺はどこも出かける予定無いから友達の
家に電話して遊びに行うとしたけど全員
お盆で田舎に帰省し誰もいないから暇で
ずっと家の中で漫画を読んでた
当時住んでた三郷団地の住人達もみんな
帰省して人が全然いないから凄く静かな
街になり商店街もスーパーもお盆休みは
一斉全部に休むので無人の街になってる
この時代はお盆休みや年末年始は一斉に
店が閉まるので毎年その前に食料を買い
備蓄しないと飢え死にするから年2回は
生死を分ける食料争奪戦があった
家にいても暇で仕方なく外出してみるが
どこも行く所が無いので自然に団地横の
蛇山と言う広大な空き地に向かい昼まで
遊んでその後も行く所なくてまた行った
そこはクローバーが敷き詰めた広場とか
2m位の草が生い茂る場所もあって中に
入ると自分が今いる位置が解らなくなり
方向感覚が消失し迷子になってしまう
更に5m位の崖もありそこを降り反対側の
崖を上らないと先に進めない場所もあり
子供の遊び場としてとてもスリリングで
楽しい冒険の場所になってた
+ (o゚・∀・) + ワクワク+

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1人で蛇山を探検し夕方までずっと遊び
そろそろ帰ろうと思った途端に楽しくて
ワクワクした気持ちが緩み一気に疲れが
出てきて家までの帰路が長く感じた
フゥε-_●/|_
そして家に到着すると母親が玄関に来て
「また泥だらけね!すぐ風呂入って!」
と言われ玄関で洋服を脱ぎ洗濯機に入れ
そのままお風呂に直行させられた
我が家は夕方5時に風呂を沸かす習慣で
それは俺が夕方帰宅した時にはかなりの
確率で泥だらけになって帰ってくるから
俺の帰宅時間を狙いお風呂を沸かしてる
そうすれば帰ってきた瞬間お風呂に入れ
その間に夕飯が完成するから入浴後すぐ
食事をする事が出来その後アニメを見て
漫画を読んで寝る時間になる生活してた
弟のヨッチは殆ど保育園の校庭に行って
大勢の子供達と楽しむ事が多くて1人の
行動ばかりの俺とは正反対の遊び方をし
この頃既に価値観の違いを痛感してた
お盆休み期間中はTV番組も特番が多くて
夜9時過ぎまで見てる時あるがそれ以上
起きてるのは無理でTV見ながらその場で
ウトウトしてしまってる
すると母親に布団に入って寝る様言われ
でも俺はTV見たくて必死に眠気を我慢し
結局我慢できずその場で寝て父親が俺を
布団に持ってってくれてた
(..、)ヾ(>ω<)フトンニイケ

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俺はお盆休みもいつもと同じく朝6時に
起床して朝のアニメを見て皆起きるのが
9時頃だからそれまで暇で母親を起こし
ジュース代100円貰い外に出かけてた
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
そしてお盆休みで開店してない商店街の
自販機でコーラを買いベンチに座り飲み
このいつも賑わう場所に誰も存在しない
俺1人だけしかいない世界を楽しんでた
その場所にいると時間が止まってる気が
してきて欲しい玩具や読みたい本などを
自由に自分の物に出来る最高の世界だと
思えてその感じがとても大好きになる
そんな妄想の世界を満喫するとコーラを
飲み干してしまうのでその後はすぐ家に
帰る事にしテクテクと誰もいない団地を
俺の足音だけ響かせて帰宅した
するとまだ誰も起床してくる時間でなく
お腹空いたし冷蔵庫に常備してるパンを
勝手に出しオーブンで焼きバターを塗り
朝食前に軽く食べてた
俺は以前パン屋のパンは冷蔵庫に入れて
店に並んでないのに何で我が家のパンは
冷蔵庫に入れるのか母親に聞いてみると
「冷蔵庫入れると1週間持つの」と言う
なので冷蔵庫に昆虫も入れると100年位
長生きするかもと感じ冷蔵庫に入れると
昆虫嫌いな母親が見つけて恐怖で発狂し
事情を説明したが解って貰えず叱られた
(;д;)グスン











