3歳の時西川口に住んでた事があり
ここは電車の真横に立てられた
家賃15000円の風呂なし共同トイレの
ボロアパートだった
住んでた部屋は1階の1番手前で
1番奥には仲良しのご近所さんの
豊田さんと言う大学の浪人生である
若い女性が住んでた
豊田さんは俺にとても優しくて
人見知りだった俺も豊田さんが好きで
いつもとよちゃんと呼んで玩具を持ち
部屋に遊びに行ってる
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
とよちゃんと母親は一緒に買い物に
行く事が多くこのとき俺も付いて行き
時々プラレールの電車をとよちゃんに
買って貰える事もあった
俺が毎回選ぶ電車は新幹線ひかり号で
新幹線を選んでた訳はこの頃読んでた
絵本に世界1速い電車と載ってたので
大好きになってしまった
でもとよちゃんの勧めで新幹線以外の
他の電車がないと父親が会社に行けず
困ってしまうと言われて山手線や
京浜東北線や総武線等も選ぶ様になる
そして俺は家に帰ると新しく買った
新型車両をプラレールで走らせて遊び
楽しくて何時間も見続けそのまま寝て
起きると布団の中にいた
Zz(´-ω-`*)φネムイ,,
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とよちゃんの部屋にはテレビがあり
これは実家にあった白黒テレビを
引っ越してくる時持ってきたみたいで
俺が行くとテレビを見せてくれた
この頃の俺の家にはテレビが無くて
夜になると父親と母親は毎日欠かさず
お酒を飲みながら雑談して時間を潰し
酔っぱらうと寝てしまってたらしい
なので俺はテレビと言う凄い物が
この世にある事をとよちゃんの部屋で
生まれて初めて知って小さな箱の中に
人がいる事にビックリしてしまった!
∑(゚Д゚)スッ、スゲー!!
そして俺はありったけの知識で
この小さな箱の中に人がいる訳は
きっと小人さんがテレビの中にいて
一生懸命動いてるのだと信じてた
俺はとよちゃんの部屋で見た番組を
あまりにも楽しくて興奮しながら
父親と母親に毎回一生懸命語って
テレビが欲しい事をアピールする
するとある時父親が会社から帰ると
赤い14型のテレビを持ってきてくれて
それを見た母親が驚き「買ったの⁈」
とビックリした顔で言ってた
でも父親が「そこの粗大ごみ置き場に
捨ててあったの持ってきた」と言って
我が家にもとうとうテレビが登場し
白黒だったけど凄く感動してしまった
ヤッタ──ヽ(〃∀〃)ノ──!!
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母親ととよちゃんが買い物行く時俺は
とよちゃんにおんぶして貰う事があり
この時アニメの歌を歌って欲しくて
頼んでみると歌ってくれてた
その歌がとても上手で歌が好きになり
俺は母親におんぶされてる時も
アニメの歌を歌って欲しいと頼むが
母親は歌が解らなくて残念だった
(´・д・`)ショボーン
しかしとよちゃんの歌で俺は凄く喜び
それを見た母親もすぐに歌を覚え始め
おんぶして貰ってる時に歌を頼むと
色々な歌を歌ってくれる様になる
でも母親の歌はとよちゃんと比べて
音痴に聞こえてしまい俺はいつも
とよちゃんに優先的におんぶして貰い
必ず歌を歌ってもらってた
この時俺は「やっぱり歌が上手な方が
凄く楽しい」と感じるが母親の歌でも
歌ってもらわないよりましだと思い
色々リクエストして歌ってもらってた
すると徐々に母親も歌がうまくなって
歌のレパートリーもとよちゃんより
多くなりおんぶしてもらう回数が多い
母親の方でも楽しい気持ちになる
と言ってもとよちゃんの歌の上手さは
歌のお姉さん並みの上手さだったから
とよちゃんの部屋に遊びに行った時は
いつも一緒に歌を歌って楽しんでた
o(^∇^)oワーイ♪