4歳のとき幼稚園の皆で楽器で演奏し
運動会で親に見せようという事になり
幼児でも簡単に演奏できる様に変えた
音楽の本を先生が持ってきた
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
しかし我々は本を見てもよく解らず
まずは譜面の見方を勉強させられ
音符の意味も学びやっと本に書かれた
楽譜を理解する事が出来た
俺は最初ドレミファソラシドも解らず
まずそこから覚える必要があって
先生から教わっただけじゃ理解できず
家に帰って母親と一緒に特訓する
特訓で使った物は雑誌テレビくんの
付録についてきた紙製のピアノを使い
そこにはドレミファソラシドと書かれ
叩いても音が出ない物だった
でもピアノを叩いた場所の音を母親が
声でドレミの音を言って再現して
幼稚園の先生より音痴だったけど
だいたい音楽の基本がわかった
( *゚ェ゚))フムフム
そして幼稚園に行き音楽の本を見ると
音符に全部ドレミが記入されてて
どの音符がドレミになるか1目で解り
何とか音を出せそうな気がする
そして本に書かれてる事は解ったが
肝心のどんな音楽かイメージできず
先生に「本に載ってる曲を演奏した時
どんな音楽になるの」と尋ねてみた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
すると先生がどんな音楽かピアノで
教えてくれる事になり聴いてみると
とても俺じゃ演奏できないような
凄く難しい音楽に聞こえた
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
しかし「音楽はみんなで手分けし
簡単に演奏できるようにするよ」と
先生に言われたので安心して俺は
1番簡単な楽器を選ぶ事にした
そしてどの音楽をするか決める為
幾つかの候補を先生がピアノで弾いて
その中で1番みんながやりたい曲を
多数決で決める事になる
早速先生がピアノを弾くと
全く知らないテンポの曲ばかりで
てっきり歌詞があると思ってたけど
音のみで構成された曲だった
なのでこの事を先生に聴いてみると
「この音楽はオーケストラと言う物で
300年以上前に音楽倉庫に飾ってある
肖像画の人達が作った曲なの」と言う
俺は何でこんな変な曲にするのかが
納得できずに先生に当時好きだった
「沢田研二のサムライが良い!」
と言うと「そんなのダメ」と言われた
(´・д・`)ショボーン
仕方ないので先生が演奏してくれた
幾つかのオーケストラの曲の中から
みんなで自分が好きな曲を選び
先生に口頭で伝えに行って決めた
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして俺が選んだ曲は名前が解らず
曲を口ずさんで先生に教えると
「それは交響曲第9番ね」と言われて
多数決でもこの曲に決まった!
しかもこの曲は俺が怖がってる
ベートーベンの曲だと知って驚き
あの恐怖の人がこんな良い曲作るとは
意外過ぎてビックリしてしまった
(;゚Д゚)
その後担当の楽器を決める事になり
皆で楽器倉庫に行って選ばせてもらい
俺はとても良い音に感じた鉄琴にし
とりあえず叩きまくって遊んでしまう
各自決めた楽器を教室に持って行き
そこで譜面が書いてある本を見ながら
鉄琴の叩く場所を必死に練習して
何とか出来るようになった
運動会当日演奏をするため各自担当の
楽器を持って校庭に出て整列し
その場で立ったままの状態で
先生の指揮で演奏する事になった
演奏を始めると俺の鉄琴の音が
教室にいる時と違い全然響いてくれず
思ってた綺麗な音を出せなかったので
思いっきりぶっ叩き始める
すると鉄琴の音が目立ってしまい
先生が本番中なのに「鉄琴の人!
もっと優しく叩いて!」と叫ばれ
親達に笑われて猛烈に恥ずかしかった
(〃ノωノ)ハズカチィ