11歳の時当時通ってた
荒川区立第七羽毛田小学校で
転校してきて初めての
運動会が行われる事になった。
しかしこの学校の校庭は
コンクリートで敷き詰められて
転ぶと大けがをしてしまい
そく病院行になる。
ヒィー(゚ロ゚ノ)ノ
運動会をやる事が決まると
みんなで種目の出場選手を
決めなくちゃならなくなり
学級会で振り分ける事になった。
この時俺は
まだこの学校で新人扱いだから
拒否権がなく絶対嫌な種目に
選ばれる事が決定してる。
でも新人で仕方ないから
黙っておとなしく待ってると
案の定みんなが出たくな種目だけ
だんだん残り始めた。
すると黙ってた俺に
クラスのリーダーの
「川口太平」君という子が
俺にリレーに出ろと言いだした。
しかし俺は
前の学校で特に足が速くもなく
リレーの選手に選らばれても
役に立ちそうにない気がする。
|ω・`)ショボーン
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すると太平君が
先生から借りたノートを見て
「お前学年で2番目に速いから
リレー決定だ」と言ってくる。
この時俺は
「そんなおだてに乗るもんか」と
断ろうと思ったけど
もう強制的に決定されてた。
ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ
なので試しに太平君に
「1番速いの誰?」と聞くと
自慢気に「俺だ」と言って
完全に上から目線。
でも1番速い子がクラスにいれば
俺の速さが本当に2番目としたら
他のクラスの子に
負ける理由がないのでOKした。
更に太平君は
「新人の洗礼として3㎞マラソンも
出場しろ!」と言われてしまった。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
この決定に俺は
もう完全に悟りを開いてしまい
諦めの境地になってすまう。
その後すぐに運動会の練習が始まり
朝15分早く学校に登校させられ
毎朝1時間目の授業の前の15分に
入場行進の練習をする事になった。
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俺は
この入場行進の練習為に
15分も早く学校に行くのが
嫌で嫌で仕方なかった。
でも行かないとならないので
強引に早起きして通い
必死に練習に参加して
とりあえず適当にやってた。
その後運動会の種目の練習は
体育の時間に行う事になり
特に新めて時間を取る事なく
気軽にできる。
( ´ー`)フゥー...
俺は
この東京の学校に来て
運動会の種目があまりに違い
少しカルチャーショックだった。
その種目の違いは
人間ピラミッドがなく
新たに棒倒しと言う種目があり
こっちの種目の方が楽しそう。
そしてある日
給食の時間が終わり
5時間目から運動会の合同種目の
練習する時間を設けられた。
ここでやる練習は
バトンリレーや大玉転がしや
玉入れや棒倒しの練習もして
遊び感覚で出来てとても楽しい。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
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合同練習で棒倒しをやった時
天から何かが俺に下りてきて
凄い攻略方法を
ひらめいてしまった!
(∩´∀`)∩ワーイ
その方法は
棒倒しの棒の根元を
ずらしてしまえば簡単に倒れ
一瞬で勝負が決まる。
この棒倒しの守りチームは
5m位の太くて長い棒を立てて
みんなで抑えて相手側の子達に
倒されないようにする競技。
攻めチームは
相手がしっかり押さえてる棒を
みんなで力を合わせて倒せれば
勝ちになる。
そこで俺は
どうせみんな棒によじ登って
バランスを崩して倒そうとするから
俺が根元を地面から外す事にした。
そして練習の時
実際にそれを実行する為
相手側の棒の根元に潜り込むと
案の定誰も根元を抑えてない。
なので俺は
帽を軽くずらすだけで宙に浮き
スグに他の子達が倒す事が出来て
簡単に勝てた!
ウフフ♪(。-艸・。)
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しかし2回戦目
相手側の棒の根元に行くと
しっかり対策されてて
数人で抑え込まれてしまってた。
でも俺は
そんなの関係なく根元を引っ張り
地面から外して宙に浮かせたら
またあっさり勝てた!
(*´-∀-)フフフッ
そしてみんなで喜んでたら
校長先生に競技をいったん中止され
全員集まるように言われ
みんな何事かとざわめく。
すると校長先生が
「今回の運動会で棒倒しは
中止します!」といきなり言って
我々を騒然とさせてしまった。
その後話してくれた理由は
「女子の髪の毛が引っ張られ
毛が一気に抜けてしまい
大きな禿が出来ました」という。
今までは
危険度をみんな理解してたおかげで
こんな危ない競技なのに
大きなけが人が出なくて済んでた。
でも先生がとうとう怪我人が出て
急いで中止にしたみたいだけど俺は
「大けがなんて普通に生きてれば
いくらでも起きるだろ」と思った。
(´・д・`)ショボーン