9歳の時
プラモデル作りにはまり
お小遣いを全部つぎ込んでた。
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
当時のお小遣いは
1月たったの500円しかなく
月に1個しかプラモを買えない。
なので毎回
その月に1個しか買えない
プラモデル作りに
命を懸けて作ってた。
当時のプラモデルは
全然色が塗られて無く
ほとんど1色だけで染まってる。
色を塗るには
プラカラーと言う専用塗料が必要で
色をたくさん揃えないとならない。
(ヽ´ω`)フゥ-3
しかしそのカラーは
1個100円もして
お小遣いの500円だと
とてもカラーまで手が出ない。
でもある時
プラカラー3色セットが
3分の1の量だけど
100円で販売し始めた。
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俺は
その3色100円のプラカラーを買う為
プラモデルを400円以内に収めて
残り100円でプラカラーを買った。
そして
ウキウキ気分で家に帰り
さっそうとプラモデルを広げ
作り始めるのだった。
当時のプラモデルは
今の物と違い全部のパーツを
接着剤止めしないとなかった。
なので
わざわざ接着剤を買わなくても
プラモデルの中に同封されてる。
ヾ(*´∀`*)ノ
俺は
その接着剤を使い
とりあえず色も塗らずに
プラモデルを組み上げる。
その後接着剤が渇いたら
つなぎ目に紙やすりをかけて
はみ出た接着剤を落とし
つなぎ目を消す。
そしてやっと
色を塗る準備が整い
着色していった。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
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そして
完成したプラモデルを
自分で眺めてみると
何か色がはみ出て塗り方が汚い。
後日それを学校に持っていき
みんなに見せて
一緒に自慢し合ってた。
(´∀`*)ウフフ
しかし
クラスのこのプラモデルを見ると
明らかに色の塗り方が上手。
俺は
それを見て凄いと感じ
色の塗り方を教わった。
( *゚ェ゚))フムフム
そして教わった方法は
色がはみ出そうな所に
セロハンテープを張って
色を塗って行く方法だった。
色を塗り終わったら
そのセロハンテープを外すと
はみ出た部分が
セロハンテープごとはがせる。
早速俺は
家に帰ってこの方法で
色を塗る事にした。
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そして俺は
組みあがったプラモデルの
色がはみ出そうな所に
全部セロハンテープを張って行く。
この作業が凄く大変で
凄く地味な作業で
うんざりしてしまった。
でも何とか
はみ出そうは箇所全部貼り終わり
早速色を塗ってみた。
ウフフ♪(。-艸・。)
そうやって
色を塗った物を見てみたら
今まで以上に綺麗に塗れて
超ご満悦になってしまう。
しかし部品同士の隙間が無い
可動部分の内側の側面に
色を塗れてない部分があり
そこが凄く気になってしまう。
凄く綺麗に塗れたのだから
完璧に仕上げたくなったが
物理的に塗るのが無理だった。
<(`^´)>
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翌日
学校にプラモデルを持っていき
教わった通り色を塗った物を見せ
綺麗に塗れた事を報告した。
するとクラスの子が
俺のプラモデルをじろじろ見て
「まだ甘いな」と言って来てた。
アマイ‼(゚Д゚)
そしてその子が
「可動部内側の側面に
色が塗られて無い」と
完全に弱点を見抜かれてしまった!
そして俺は
その子が作った物を見せもらい
可動部分の内側を見ると
きちんと色が塗られてる。
しかし
可動部分の内側の側面を塗るには
組み立てる前に全部塗装して
組んで行かないとならないはず。
そうすると
組んだ後のつなぎ目を無くす為
ヤスリがけする時
一緒に色も削ってしまう。
しかし
その子が作ったプラモデルは
確かに内側まで色が塗られて
ヤスリでつなぎ目が消されてた。
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どうしてもこの事が気になり俺は
この方法を伝授してもらう為
頼んで教えてもらう事にした。
(*・д人)オネガイ!
そして教えてくれた方法は
最初に全部組みあげて
可動部内側の側面に紙ヤスリを入れ
つなぎ目処理をする方法。
そのまま紙ヤスリを動かし
つなぎ目を無くし
その後色を塗るらしい。
( *゚Д゚))フムフム
しかし可動部の部品の隙間なんて
凄く狭く筆を強引に入れると
隣接するパーツに色がついてしまう。
でもその子のやり方は
筆に色を付けずに紙に色を付けて
その紙を可動部の狭い所に入れて
色を塗るという物。
紙に色を付けて筆代わりにし
本当に塗れるのが凄く疑問だったが
実際にそれで完成させてるから
信じるしかなかった。
そして家に帰った俺は
早速その方法で作ると
本当の出来てしまい
教えてくれた子が神様に感じた!