



先日久しぶりに今年88歳になる
親戚のおじさんに会ってきた
この親戚のおじさんは
母親のお兄さんで
父親はこの母親のお兄さんが
社長として経営してる会社で
ずっと働いてた
しかし3年前から痴呆症気味になり
会社の仕事も少なくなってしまい
去年から親戚のおじさんの会社を
たたむ準備に取り掛かってる
そして来月11が15日で
完全にこの会社を無くす目途がついた
親戚のおじさんは現在
痴呆症がだいぶ進行してしまってるが
今まで一緒に働いてた70代の女性と
毎日会社に通ってきてる
来月で会社が無くなると
もう親戚のおじさんと会う為には
俺が住んでる東京から
千葉まで行かないとならなくなる
今はまだ
俺のアパートから徒歩で行ける場所に
会社があるので
気軽に行く事が出来るから
今の内にこまめに通って
会っておきたかった
本来なら親戚のおじさんは
家でゆっくりしてれば良いのだが
痴呆症の進行を遅れさせる為
毎日外に出て運動し
人と会話する事を行ってるらしい
親戚のおじさんに会いに行った時
俺の顔と名前を憶えててくれてるか
少し不安だったが
まだ俺の顔と名前は憶えててくれて
ホッとした
でも妹の俺の母親の名前は
忘れてしまってた
なので名前を言って教えてあげたら
何とか思い出してくれた
俺はまだおじさんの記憶がある内に
おじさんが生まれてから
今までの歴史を聞いておこうと
思い出話を持ち掛ける
この会話は
ボイスレコーダーに記録して
親戚のおじさんが完全に
記憶を無くしても
俺の記憶と文章に残して
親戚のおじさんが確かに今ここで
生きてた証にしておく事にした
88歳にもなると
さすがに痴呆症くらい患らうし
寿命が尽きる時に
死の恐怖を感じない様に
うまく体が機能するのだろう
それが幸せなのかどうかは
本人にしか解らない











