6歳の時
週休2日制が導入されてなく
日曜だけがお休みだったから
疲れて家族みんな昼頃まで寝てた。
しかし平日早起きだった俺は
いつものように早く起きてしまい
家族が起きてくるまでアニメを見て
誰もいない公園に遊びに行ってた。
ある日の日曜日の冬
外に出ると風が冷たかったけど
とても綺麗な青空が広がってて
気分が良くて遠くまで行く事にする
そして当時住んでた三郷団地の
中心部にある商店街まで行き
静まり返って誰もいない場所で
世界に俺1人の気分を味わってた
(´∀`*)ウフフ
まだ子供だった俺は
家族や学校で縛られまくってて
窮屈で嫌でこの世界に1人の気分が
開放されれ自由な感じで好きだった
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
商店街でぶらぶらしてると
だんだん寒くなってきたから
帰ろうと思ったら自販機を見つけ
暖かい飲み物を飲みたくなる。
でもお金なんて持ってないので
このとき仕方なく諦めて帰り
今度来るとき金をもらって
暖かい飲み物を買おうと決意した
〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓=〓
そして翌週の日曜日
外を見ると晴れてて青空が広がり
寒いけど気分が良いからまた外に
遊びに行く事にした。
そこで先週寒くて欲しかった
暖かい飲み物を途中で買うため
寝てる母親を一瞬起こして
お金が欲しいと頼んでみる。
でもお小遣い使えと言われてしまい
母親からもらう事が出来ず
諦めきれず次に父親を一瞬起こし
お金が欲しいと頼んでみた。
しかし父親もお金をくれず
ダメだと諦めかけた時父親が
半分寝言の様に「自販機の下見れば
お金あるからそれ使え」と言った。
(´ぅω・`)ネムイ
この事に半信半疑だったけど俺は
とりあえず父親の言葉を信じて
団地の中央の商店街に行き
そこの自販機の下を覗いてみる。
すると本当にお金が数枚落ちてて
「スゲー!」と驚いて早速取ろうと
手を伸ばすと手が届かなくて取れず
諦めきれずに何か方法を考えてみた
( ;'д`)ウーン
長い棒があれば取れると思った俺は
あたりを見回してみると
シャッターを閉める棒を発見して
それを勝手に使って取ってみた。
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結果何とかとる事が出来て
なんと!100円玉をゲットでき
早速自販機にお金を入れて
大好きなコーンスープを買った!
(∩´∀`)∩ワーイ
そして嬉しくなってベンチに座り
コーンスープを飲んで休んでると
何だか恥ずかしい事した気分になり
この事を内緒にしておこうと思った
いつもなら学校に行って
自販機の下にお金がある事を
みんなに自慢気に言いふらし
英雄気取りで崇められようとする。
でも自販機の下からお金取った事は
乞食行為の気がしてしまい
学校の先生に言うと叱られる気がし
とても誰にも言う気になれない。
なので自販機の下からお金取る時は
誰にも知られずこっそりと取って
絶対誰にも知られない様に
コーンスープを飲もうと決心する!
この時の俺は
大好きなコーンスープを飲みたくて
やらない選択をするなんて事は
全く考えてなかった。
(*`∀´*)ケケケッ
それに父親から教えられた事だし
誰にもバレなければいいやと思い
毎週商店街に行きお金を拾って
コーンスープを飲み続けてた。