4歳の時
母親がお菓子作りを始めたが
それが美味しくなくて
父親に料理教室を進められた。
そして母親は
料理教室に通い始める。
(´∀`*)ウフフッ
その料理教室は
当時住んでた三郷団地の公民館で
夕方4時から5時までの
1時間開催された。
俺の幼稚園が終わるのが
夕方3時で
3時過ぎに母親が迎えに来てた。
そして料理教室がある時は
一緒に料理教室について行き
母親と一緒に料理を作った。
(*^▽^*)
当時の三郷団地は
一時預かり保育や
児童館なんて無かった。
なので
どこに行くにも買い物に行くにも
みんな母親と一緒に行動する。
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料理教室に到着すると
教室の端っこに本棚があり
そこにたくさんの子供用の本が
置いてあった。
この教室は
体育館の半分くらいの大部屋で
その隅に子供用スペースがある。
俺は
いつもそこに行き
漫画本や絵本やおもちゃで遊び
料理教室が終わるのを待ってた。
でも
毎回そこで遊んでると
だんだん母親が
何をしてるのか気になってくる。
そしてたまに
母親の所に行って
一緒に料理を作らせてもらってた。
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
俺が作らせてもらった物は
大体クッキーの型取りとか
こねる作業とか味見だった。
ウフフ♪(。-艸・。)
しかし俺は
興味本位で手伝ってみたけど
力仕事ばかりで
クタクタになってしまった。
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でもお菓子作り以外の
炒め物や焼き物作りの時に使う
色々な道具は
全く触らせてくれない。
しかし
お菓子作りのこねる作業は
手に油を付け粘度みたいにこねて
この作業が何だか凄く好きだった。
そして完成すると
母親と一緒に味見をしてみる。
(*´▽`*)
しかしいつも
料理の味が薄く感じて
あまり美味しくなかった。
|ω・`)ショボーン
そこで俺は
他の人の料理も食べさせてもらうと
きちんと濃い味が付いてて
凄く美味しい!
特に野菜炒めは
野菜の水っぽい味しかしなくて
何だかまずかった。
お菓子も
何だかボサボサしてて粉っぽくて
他の人と何かが明らかに違ってた。
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そこで俺は
母親に「味が薄い~」と言うと
母親が「これ位で丁度良いじゃん」
こう言ってきた。
どうやら母親は
薄味が好きで自分好みの味に
料理の味付けを行っていた。
そして俺は
母親に「他の人の料理は
味付いてて美味しいよ」
そう言ってみた。
すると母親が
「パパのおつまみばかり食るから
濃い味が好きになっちゃったのよ」
そう俺に言ってくる。
この時俺は
何か納得いかなかったけど
とりあえず我慢して食べてた。
ヽ(`Д´)ノ
そして
この料理教室で作った物は
家に持ち帰って夕飯にしたり
後日おやつとして出してくれる。
この時俺は
「料理教室に通っても
美味しい料理が食べられない~」
そう思って残念に感じた。
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ある日俺は
また母親と一緒に
いつもの料理教室に行った。
今回ここで作るのは
ドーナッツを作ると言う。
*゚。+(n´v`n)+。゚* ワーィ♪
俺は
ドーナッツが食べられると喜び
凄くご機嫌になって
ワクワクしてしまった。
そして俺は
ドーナッツが嬉しくて
一緒に料理を手伝う事にした。
(*´-∀-)フフフッ
材料をかき混ぜる作業は
全部母親がやってくれて
ドーナッツの形にるる作業を
俺が手伝える事になった。
この作業をしてる最中
ドーナッツの生地が
美味しそうに感じて食べたい。
しかし母親に
「それ食べたらお腹壊すよ!」
そう言われ
食べさせてもらえなかった。
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そして
ドーナッツを揚げる準備が整い
早速ドーナッツを揚げ始める。
俺は
最初に揚がったドーナッツを
1口食べたかったけど
熱すぎて食べられない。
そこで
しばらく冷ましてから
ようやく食べる事が出来た。
すると
そのドーナッツの味は
なんとしょっぱい!
ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ
どうやら母親は
砂糖と塩を
入れ間違えてしまったようだ!
この時の俺は
人生最大の幸福感が
人生最大の不幸に変わってしまう。
(;д;)グスン
この事を母親に伝えると
「何これ!しょっぱいじゃない!」
そう言ってビックリしてた!
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この事態に俺は
「もう生地を完成させちゃったから
作り直しなんて出来ないな」
そう感じて悲しくなった。
しかし
この緊急事態を知った先生は
自分が作った揚げる前の生地を
母親に渡してくれた。
そして先生が
「失敗する人用に最後の仕上をせず
予備として作ってる物だから使って」
そう言ってくれてた。
この事に俺と母親は
心底ホッとして
先生にお礼を言ってありがたく貰った。
( ´ー`)フゥー...
その後母親が
再度ドーナッツを揚げ始め
凄く美味しそうな匂いがしてきた!
そして
出来上がったドーナッツを食べると
もう死ぬほど美味しい味!
(((o(*゚▽゚*)o)))
恥をかいたせいか
母親がこの期を境にようやく
料理に凄く気合を入れ始め
出来る料理の種類が格段に増えた!