12歳の時
ドラクエ2が深夜販売される為
上野の多慶屋に
友達の葛西君と並びに行った。
そして
深夜2時に販売開始され
無事に買う事に成功した!
ヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
その後の帰り道
ここまで自転車できた為
また来た道を自転車で戻る。
この時の俺は
もう眠くて疲れてフラフラ状態。
( ´,_ゝ`)フワァ~
でも
ドラクエを手に入れられた喜びで
もう夢心地な気分だった。
帰り道は
行きと同じように
街灯がほとんどなく真っ暗闇。
そんな中
寝ぼけ眼で走っていた。
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しばらく自転車で走り続けてると
だんだんボーとしてきてしまい
酔っ払い運転みたいになってきた。
そして気が付くと
目の前に電信柱が現れた!
。゚(゚´Д`゚)゚。ウワァ─ン
気が付いた時の電信柱との距離は
せうじょうな状態だったら
簡単に除けられる距離。
でもこの時
何が目の前に現れたのか解らず
そのまま電信柱に衝突してしまった!
そして俺は
自転車が倒れ思いっきり豪快に
転んでしまったのだった。
一緒に走ってた友達の葛西君が
「何が起きたんだ?!」と言う顔して
俺の方を見ていた記憶がある。
この時葛西君も
意識がもうろうとしてたらしく
スグに状況がつかめないでいた。
オロ((ヾ(*'д';*)ノシ))オロ
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俺も
自分が何で転んでしまったのか解らず
とりあえず立ち上がって
自転車に乗り直した。
すると
目の前に電信柱があって
やっと自分に何が起きたのか
理解できた。
アワワワワ(((゚д゚; )))ワワワワッ
この時
体にスリ傷があったけど全然解らず
この傷に気が付いたのは
次の日の朝の事だった。
そして俺は
こんなダメージを受けたのに
ほとんど痛みを感じる事なく
また自転車をこぎ始めた。
友達の葛西君も
俺が無事に自転車をこぎ始めたので
安心したようだ。
その後我々は
無事に地元に帰り
到着した時間が深夜3時頃になってた。
俺は
待ち合わせした町屋駅で葛西君と別れ
互いの家に向かって行った。
( ´Д`)ノ~バイバイ
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俺は
今回きちんと親の許可を得て
ドラクエの深夜販売に向かった。
でも
許可を得た時の親は
ほろ酔い気分の時。
俺は
この気分が良い時の親を狙って
親から許可してもらう事が出来た。
ヾ(*´∀`*)ノ
なので俺は
深夜3時に家に帰っても
怒られないと確信してた。
そして家に到着し
ドラクエを手に入れた喜びに満ち溢れ
玄関のドアを開けた。
すると
突然!人の握りこぶしが
俺の目の前に現れた!
(◎_◎;)ン?
次の瞬間!俺は
思いっきり殴られ
後方に吹っ飛ばされていた!
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俺は
後方に吹っ飛ばされ
何が起きたか解らない状態の中
うっすらと父親の鬼の形相が見えた。
そして父親が
「おまえ!今までどこに行ってたんだ!」
そう怒鳴ってきた!
そして俺は
「ちゃんと許可得たじゃん!」
と言い返した。
しかし父親は
「しらん!聞いてない!」
そう言ってきた!
<(`^´)>
すると
後ろから母親が表れて
「出かける時許可したでしょ!」
そう父親に言って助けてくれた。
しかし父親は
「いつ言ったんだ!聞いてないぞ!」
こう言って間違えを認めない。
ヽ(#`д´#)ノ
でもこの後すぐ父親は
「お前のバカさかげには
父ちゃん情けなくて涙出てくらぁ!」
こう言ってそそくさ立ち去って行った。
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父親がこの言葉を出す時は
完全に自分の負けを認めた時だった。
俺の父親は
いつも自分が勘違いしたと解ると
この意味不明な言葉を言う。
しかし俺は
殴られてしまったおかげで
すっかり目が覚めてしまった。
父親は
昔から口より手が先に出す性格で
いつもたんこぶを作らされていた。
ヽ(`Д´)ノ
でも今日の俺は
ドラクエを手に入れた事が
あまりにも嬉しくて
何も気にならなかった。
本当は
眠気が覚めてしまったから
この後すぐにドラクエをしたかったが
それが見つかるとそれこそ殺される。
なので俺は
今日の感動を明日にまでとっておき
このまま寝てしまった。
・゚・(ノ∀`)・゚・スヤスヤ