ようやく最終6巻を読み終えたのでまとめて登録。
安彦良和御大による日本古代史シリーズ最新作にして恐らくは最終作。
『ナムジ』『神武』は主人公の幼少期から各々の成長過程を描いているが、今作では少年時代をすっ飛ばした小碓青年がいきなり出てきて意外に思った。
『神武』にはナムジも登場するが、こちらは時間の隔たりがあるため前作との繋がりも稀薄(未読の『蚤の王』が間にあるからか)。
最終巻には東征の復路が描かれ、長野住みの自分にはお馴染みの地名が頻出するのも読んでいて楽しい。
このシリーズかなり好きなので、単発でもいいのでまた描いてほしい。
前史としてスサノオとか。