バックナンバー。
パンデミックもどこ吹く風、ロボットは今日も黙々と働き続きる。
ロケットを思わせる形状の日本製警備ロボ、オランダのロボットアーム、米国の病院で雑用をこなすロボ等々。
クラフトワークが高らかに「俺たちゃロボット♪」と歌い上げて早四十余年。
ようやくロボットはここまで来た。
先日仏教AIチャットボットのニュースを目にしたばかりだが、ここに出てくるアンドロイド観音「マインダー」にAIが搭載される未来はそう遠くないだろう。
あとこの名称、Minderに「ナンマイダ〜」を含意させたネーミングと邪推。
凍らないアメリカの五大湖、ダチョウの素顔、海洋保全の現況と、どの特集も興味深かったが、最後の「反骨の町グダニスク」が一際目を惹いた。
クラウトロックの至宝、故ホルガー・シューカイ生誕の地(当時は自由都市ダンツィヒ)である。
2019年1月、「グダニスクは寛容である。グダニスクは美徳を分かち合う。グダニスクは連帯の都市を目指す」と述べた直後に刺殺された前市長。
反体制派の牙城は、寛容を許さない政権与党と今も闘い続けている。