IKEAでゲーミングチェア座り比べてをしてきました

ご機嫌よう。IT系Vtuber、御津島なつめです。東京ゲームショウでも展示されたりして、ちょっと話題になった、IKEAのゲーミングチェア。私も、前から気になってたんですけど、PCデスクの椅子の調子が悪くなってきたのを機に、ようやく、お店まで座り比べに行ってきました。自分用のメモを兼ねて、モデルごとの雑感などを、書いておこうと思います。個人の感想なので、不正確な点があっても、ご容赦くださいね！

はじめに：IKEAのゲーミングチェアについて

ご存知の方も多いと思いますけど、IKEAのゲーミングチェアは、今のところ、3モデルがラインナップされてます。まず、共通する点をまとめて書いておきます。

座り心地

3モデルとも、どちらかというと、タイトな感じの座り心地です。オフィスチェアの延長線上にあるというか、そのバリエーションという感じですね。オフィスチェアを元に、リクライニングを強化してある、といったところです。ゲーミングチェアと聞くと、やっぱりレーシングシート型を想像する人が多いと思いますけど、1万円前後でああいうゆったり感が手に入ると期待して、試座せずにいきなりポチると、届いてから「思ってたのと違う」ってなっちゃうと思います。品質というより、そもそもデザインの方向性が違う感じなので、そこはあらかじめ理解しておいた方が良いです。

安全キャスター

IKEAのキャスター付きの椅子は、安全キャスターという、ちょっと変わったキャスターが付いてるモデルが多いです。ゲーミングチェアも、3モデルとも安全キャスターです。これは、座ったときだけコロコロ移動できて、座ってないときにはコロコロ動かせないっていう、感圧式ロック機能の付いたキャスターなんですね。私はそんなに気にならなかったんですけど、商品ページのレビューを眺めてると、人によってはイラッとくるみたいです。まあ、お掃除のときとか、手で引っ張って動かせないと、ちょっと不便そうな気はしますね。

品質保証は3年間

ゲーミングチェアの品質保証は3年で、IKEAの他の製品と比べると、ちょっと短めに設定されてます。例えば、同じ椅子でも、オフィスチェアは10年付いてます。神経質な人は、一応注意しておきましょう。

ということで、引き続き、製品ごとの雑感です。

HUVUDSPELARE（定価4,999円）

発売当時「5,000円のゲーミングチェア」として、話題になったモデルです。回転椅子としてもかなり安いと思いますけど、別売りのネックピローを背もたれに巻くと、なかなか良い感じにリラックスできそうな椅子になります。

ただ、座面が浅いのかな、ちょっと理由がわかんないんですけど、背もたれに体を預けずに座ると、体の重心が前にいっちゃう感じがします。リクライニングするとそうでもないので、体重を常に後ろにかける座り方が想定されてるのかもしれません。用途やゲームジャンルを、ちょっと選ぶ座り心地だなって思いました。

あと、この椅子には新型と旧型があります（上のリンク先は新型です）。旧型は、パイプ製のアームレストにパッドが付いてなくて、腕をゆったり置けませんでした。見た目は、そっちの方がスマートなんですけどね。

UTESPELARE（定価12,990円）

レーシングシートとまではいきませんけど、クルマのシートにちょっと近いホールド感のある椅子です。なつめ的には、IKEAのゲーミングチェアの中では、一番好きな座り心地かも。

ただ、調節できるのが、椅子の高さとリクライニング具合だけなので、ゲーミングチェアとしては、機能がちょっと寂しいです。背が高い人だと、調節できるヘッドレストが無いというのは、特にネックになるかもしれません。あと、座面も深いとは言えないかな。

でも、体に合えば、結構コスパは良いと思います。ブラックとライトグレーの2色があって、お部屋の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいですね。

MATCHSPEL（定価15,990円）

IKEAのゲーミングチェアの最上位モデル。IKEA神戸では、イチオシっていう感じの扱いになってました。今見たら、公式サイトでも、そんな感じですね。こちらも、ブラックとホワイトの2色展開です。

ヘッドレストやアームレストの調節機能が付いてるので、体型や好みに合わせて、セットアップが可能。リクライニングもなかなか良い具合で、今どきのゲーミングチェアに求められる機能は、割と一通り備わってる感じ。背もたれとかがメッシュなのは、気持ちよくて、好きな感じです。

座面はそこまで深くなくて、ホールド感は、UTESPELAREの方が上かも。この辺は、個人の好み次第ですね。

【番外】JÄRVFJÄLLET（定価24,990円）

これはゲーミングチェアじゃなくてオフィスチェアなんですけど、私が今回IKEAで一番気に入ったのは、この椅子でした。価格差の分だけ、MATCHSPELを全体的にグレードアップした感じです。ヘッドレストやアームレストの調節もできて、座面も比較的深く、結構しっかり体をホールドしてくれます。お仕事はもちろん、ゲームも快適にプレイできそう。

レーシングシート型の座り心地とは、やっぱり違いますけど、そこはオフィスチェアですから、用途の違いとして納得できる範囲です。それを考慮に入れても、ゲーミングチェアとして、専門メーカーのミドルクラスくらいまでとなら、比較対象にできそうな感じです。ちなみに、安全キャスターなので、そこはご注意。

あと、この椅子はオフィスチェアなので、品質保証が10年付きます。長く使うつもりなら、保証が長いのは安心かもですね。

最後に：椅子を買うなら座ってみてから

やっぱり椅子って、実際に座ってみないとわからないことが多いです。体格や体型は人によって違いますから、当たり前なんですけどね。椅子に限らず、家具は、ちゃんと実物に触れて、フィーリングに合うかどうかを確かめてから買った方が良いんだなって、あらためて思いました。

あ、そうそう、冒頭の写真は、IKEA神戸の、ショールームフロアに上がってすぐのところにある、ゲーミング家具の展示コーナーです。IKEAのコーディネートって、どんなテーマでも、本当に素敵ですよね。お近くの方は、よろしかったら、是非足を運んでみてください。でも、マグカップホルダーを衝動買いしたくなる危険地帯でもあるので、気を付けてくださいね。

それではご機嫌よう。御津島なつめでした！

Twitter（@MinatonekoJinja）