ご機嫌よう。IT系Vtuber、御津島なつめです。三菱重工の小型原発計画、びっくりしましたね。トラックでどこにでも輸送できて、地下に埋めたまま25年間メンテナンスフリーで稼働、小出力の使い切りという特徴から、巨大乾電池になぞらえる方もお見かけしました。小型化は世界の原発開発の潮流になってますけど、世代が進むにつれて、安全性の向上も著しいみたいですね。このままどんどん技術開発が進んで、クリーンな電気を、どこでも存分に使えるようになったら良いなって思います。
さて。MapFan未来情報、なつめ的に目からウロコなサービスでした。イベント情報とかオープン予定とか、確かにそういう情報はネットで簡単に拾えますけど、実は、自分からは、そんなにしょっちゅう探さないんですよね。それが地図にプロットされて、自然に目に入るようになるっていうのは、結構なイノベーションだと思います。掲載されてるのがMapFanの独自情報っていうのも、強みになりそうですね。今のところ国内情報だけだと思いますけど、もし海外でも同じような機能を展開できたら、Google Map一強な現状の打破も、夢じゃないかもしれませんね。
4月20日。19日に公開された、情報通信審議会の一部答申についてのニュース。現在Wi-Fiで使われている各帯域より速くて安定してる6GHz帯が、来年には日本でも利用できるようになりそうです。
4月20日。筑波大学より。次世代型太陽電池として注目を集めている、三元系高分子太陽電池(3種類の半導体を使った太陽電池)について、安定性向上メカニズムを分子レベルで解明した、というリリース。劣化する原因と、それを抑制する仕組みが明らかになったとのこと。
4月20日。京都大学より。光学冷却が可能なレベルの、高効率なアンチストークス発光を示す構造を発見した、というリリース。アンチストークス発光とは、半導体に強めのエネルギーを持つ光を吸収させたとき、その半導体が、入力された光より強いエネルギーを持つ光を発しながら元の状態に戻る現象です。これを利用すると、理論的には、光を当てるだけで半導体を冷却できる「半導体光学冷却」が実現できるといわれています。
4月21日。分子科学研究所より。説明可能AIを、コンピュータによる化学シミュレーションに応用したところ、化学反応の途中の分子構造を、AIによって明らかにできた、というリリース。化学反応では、反応物から生成物ができるまでの中間の状態は不安定で、どの分子構造がどう変わりつつあるかを理解するのは、とても困難だそうです。
4月21日。ベスプラより。スマホアプリによって、運動週間や食習慣が脳にどのような影響を与えるかを実証する研究を開始する、というリリース。首都圏と京阪神地区の一部のスポーツクラブで参加者募集中。詳しくはリンク先から。
4月21日。スマートロボティクスより。通路幅の狭い中小工場や福祉施設などに向けた、コンパクトな自動搬送ロボットを開発した、というリリース。横46㎝×縦65㎝×高さ35㎝で最大荷重150kg、運用に合わせた各種カスタマイズも可能とのこと。
4月22日。三菱重工より。原子力機構の高温ガス炉に水素製造施設を接続し、ガス炉から出される超高温を使った、水素大量製造技術の実証事業を開始する、というリリース。この技術が確立したら、原発は、電気と水素の両方を生産する施設になったりするんでしょうか。安全に運用できるなら、夢みたいなお話ですね。
今週は、新型コロナワクチンの3回目接種に行ってきました。副反応どうかなって思ってたら、普通に熱が出て、1日半くらい寝込んでました。高齢者はもうすぐ4回目が始まるらしいですけど、あれを何度も乗り越えるのは、なかなか大変そうですね。
それではご機嫌よう。来週もよろしくお願いします!