ご機嫌よう。IT系Vtuber、御津島なつめです。今週は、Appleの開発者イベントがありましたね。いろんなものが発表されて、とてもワクワクな感じでした。M2のメモリ上限だけは、もうちょっと何とかならなかったのかなって、一瞬思ったりもしましたけど。メモリはともかく、CPUとGPUは随分速くなったみたいですし、M2と新OSを載せた新型MacBookがどんな感じに仕上がってるのか、ソフマップで触るのが今から楽しみです。でも、現行モデルが日本では値上げになっちゃったのは、ちょっと残念。円安って、厄介なものですね。
さて。駅のアナウンスって、状況によってはたまに聞こえづらいことがあるので、エキマトペみたいな装置は、聴覚が不自由な方じゃなくても、便利そうな気がします。それに、あちこちのディスプレイに「ガタンゴトン」とか「プシューッ……」とか、オノマトペがアニメ付きで表示されるの、想像しただけで楽しそうです。実証実験がうまくいって、JR西日本の駅にも早く導入されてほしいなって思います。
6月8日。トランスポート層をTCPからQUICに置き換えて高速化を図ったHTTP/3が、RFCになった、というニュース。HTTP/2のRFC化以来7年振りとなるそうです。物理層の通信技術だけでなく、こういう面でも高速化が試みられてるんですね。
6月8日。欧州議会が、スマホやタブレット端末、カメラといった電子機器の充電ポートを、USB Type-Cに共通化するようメーカーに義務付ける「無線機器指令」を、とうとう2024年までに施行すると発表した、というニュース。AppleがiPhoneやiPadで対応するかどうかが注目されてますが、2024年ともなれば、流石にUSB-Cになってそうな気もします。
6月8日。NTTドコモより。CARDNETが実証実験中のサービス「Tap on Mobile」に対して、iDの決済ネットワークを提供する、というようなリリース。Tap on Mobileは、AppleのTap to PayをAndroid端末で実現する感じのアプリです。スマホを決済端末にする実験の一環ということなので、そのうちアプリも自前で出すのかも。
6月9日。NICTより。この成果によって、他国の時計に頼ることなく、長期間正確な時刻を取得できるようになる他、これまで10億分の20秒あったUTCとの時差が、10億分の5秒以内に収まるようになるとのこと。2030年に想定されている「秒」の再定義実現も後押しする成果だということです。
6月10日。東京大学より。培養皮膚は、真皮の持つ収縮性のために、立体的に構成することが難しいそうです。今回、その立体的な作成手法を明らかにし、実例として培養皮膚で覆われた指型ロボットの作成に成功した、というリリース。培養皮膚は、ヒューマノイドの皮膚としてだけでなく、再生医療での活用も期待されるとのこと。
Macは全体的に値上げされましたけど、グラボの市場価格はますます下がってきました。どんどん買いやすくなりそうで、良い感じですね。別に悔しくなんかないです。本当です。
それではご機嫌よう。来週もよろしくお願いします!