5月が終わるなぁ。あ、ギガホ申し込まなくちゃ。
…何も考えずに突っ込むと数万円レベルで損する場合があるって知ってましたか?
危うくトラップを踏みそうになりました。そのトラップの名前は「月々サポート」です。
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ギガホというのは、2019年6月から提供開始される、ドコモの新料金プランですね。月30GBまで使えて、30GB超えても1Mbpsで使い続けられることがウリになっているようです。
これまでは20GBのパケットプランを契約していたのですが、切り替えを検討していました。
実は私、家に固定回線を契約してないのです。アパートの建物にそもそも光回線が引かれていないので、
「いつ出ていくか分からない部屋に、工事費とか、工事のために大家と調整とかめんどくさいことしてられるか!」
ということで、家でも外でもドコモ回線ひとつにお任せしています。
20GBあれば大抵のことには困らないですが、いくつかのことは諦めることになりました。たとえば、STEAMでゲームを遊ぶのは無理でしたね。隙あらばゲームの自動アップデートが実行され、数GB持っていきます。いつ実行されるか分からず、それを止めさせる方法はありませんでした。
ギガホなら、上限超えても1Mbps 、というのは魅力的です。
「これなら、20GBに最適化されたライフスタイルを打ち破れるかもしれない」
プラン変更の予約手続きに進み、ギガホの注意事項に目を通すと、胸がざわつく文言が。
“「料金プラン(ギガホ等)」は「月々サポート」「端末購入サポート」「docomo with」「ドコモの学割」「eビリング割引」の対象外です。既に割引適用中の回線が「料金プラン(ギガホ等)」に変更する場合、割引は廃止となります(「端末購入サポート」の解除料発生期間に「料金プラン(ギガホ等)」へ変更した場合も、指定の解除料が発生します)。”
月々サポートというのは簡単に言うと、端末購入代金を通信料の割引で補助しますよ、というもの。そして、新プランの「ギガホ」「ギガライト」は
「端末代金を通信料に入れるのやめます」っていう、いわゆる分離プランと呼ばれるものなので、ギガホにプランを変えると月々サポートによる割引は失われます。
私の場合はどうなるかというと、
“月々サポート適用額:-2,997円 本回線は12回目の適用(全24回)”
ちょうど1年前に端末を新調していたので、このようになっていました。
つまり、ギガホに移ろうと思うと約3,000円×12か月=36,000円の割引を捨てることになります。結果、月額料金が2,000円くらい高くなることがわかりました。
手続き完了する前に気が付いてよかった。
今は切り替えるのやめておこう、と私は判断しました。
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分離プランなので、端末代金は払い終えて、月々サポート受けてないぜ! という方ならば、割引が消えてしまう心配なく新プランに入れます!
「携帯料金、分かりにくい、不公平」というのを是正する、というのも新プランの目当てには違いないでしょう。仕組みの移行期間にややこしいことが起こるのはしょうがないかな。料金と内容が自分の想定したものとあっているか、チェックを怠らないようにしましょう。
くれぐれも、「飛び乗ったら料金違った…」なんてことがないように!