そろそろゲームの話で記事かこっかなーと思ったらこの手のトラブルに遭遇するの巻。おっかしいなぁ~。
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仕事帰りの牛丼チェーン、○○屋でのこと。
「今日は山かけ牛丼かな?オクラ牛丼かな?いつもは豚汁お新香セットだけど、今日はあさり汁お新香セットにしてみようかな」
呼出ボタン押す。
東南アジア系の女性店員来る。
僕はメニューを指さしながら、「オクラ牛丼並をひとつ。あと、あさり汁お新香セットひとつ」
店員「以上でよろしいですか」「はい」
ほどなくして同じ店員が、丼をトレーに乗っけてこちらに近づいてくる。丼でかいな。いつもはあんな丼じゃなかったんだが。
出されたものは、異様に茶色かった。緑と白の、あの独特な断面を見られると思ってたのに。
「すいません、これ頼んでません」
店員はトレーをもって厨房に下がったが、すぐに戻ってきた。
「いや、注文されました。うな牛でよろしいですか、って私、確認しました」
「それに、もう作っちゃってますから」
何だこの状況。
「いや、あんたねぇ、うちはメニューを指さしながら注文したよ?間違えようが無いでしょう?見てなかったの?」
とでも言い返そうか。なんならブチ切れて目の前のトレーに手を付けずに帰ってしまおうか。
・・・
一呼吸おいてから、僕は「まあ、いいっすよ」と、乾いた笑いを浮かべながら、目の前のトレーと1,140円の伝票を受け取ることにした。反論してみたところで、僕がオクラ牛丼を注文した証拠はどこにもない水掛け論だし、既成事実はうな牛なのだ。目の前の既成事実は、それでもいいか、と思わせるには十分おいしそうに見えた。
○○屋で4桁食ったの初めてかもしれない。
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恐ろしいのは、この話を読んだみなさんが、「僕が最初にオクラ牛丼を頼んだか」を客観的に確かめる方法は存在しないことです。
バグっていたのは、僕か、店員か、はたまたこの世界か・・・。