多拠点生活とシェアと思考の旅3週目。
今週は久しぶりに別府へ。
仕事終わりに車で向かいました。
熊本市から下道で約2時間半。ぼちぼち雨が強かったですね。
地図で見ると分かりやすいと思いますが、延々と山道を2時間ほど走るルート。
雨の夜道は予想よりも過酷でした。
とにかく霧がすごい。
山の途中でほぼ視界が真白になったときは、もはや引き返しもできないし本気でヤバいんじゃないかと不安になりました。
…写真撮っておけば良かった。
別府に着いたときはマジでホッとしました。
そして夜ということもあり、人は皆無…。
コロナウイルスの影響もあるのかな。
予想よりも疲れたので、到着後すぐに寝ました。
雨の日の山越えは考えものですね。
ちなみに滞在したADDress別府の家はこんな感じ。
翌日は、家の温泉に浸かってリフレッシュ。
その後は、部屋でゴロゴロしながらも仕事をこなす…。
別府の家の居心地の良さはえげつないですね…
旅館感。
お昼頃にはランチがてら近所を散歩しました。
今回滞在したのは、別府の鉄輪という地域。
昔ながらの温泉地でレトロな雰囲気が楽しめます。
大衆演劇の劇場もあるし。
ただ、その中の一角には謎におしゃれな雰囲気の通りがあります。
木を基調とした感じのコワーキングスペースや、可愛らしいカフェ、雑貨屋さんなどが並ぶ横丁的な感じ。
温泉地独特の硫黄のにおいとおしゃれな雰囲気が、不思議な高揚感を味わせてくれます。
その中でもちょっと気になった蕎麦屋さんへ。
超おしゃれな小鉢に、
粋な雰囲気のお蕎麦。
店主のこだわりを感じる美味しい蕎麦でした。
個人的には店内に置いてある本のセンスも気に入りましたね。
タイトル忘れたけど、世界中の『DIYで作った小屋』を紹介した本が良かったです。
小屋作りたい…。
その後、良さげな雰囲気が漂うカフェにも寄ってみました。
聞くと元々旅館だった所をリノベーションして作ったカフェなんだとか。
今はまだプレオープンらしくA型看板のみですが、正式オープン後はもう少し作り込むかもしれないそうです。
この建物の感じめっちゃ好きですけどね。
ブックカフェをやっているらしく、本も色々置いてありました。
先の蕎麦屋さんと言い、別府の方々はセンスが良いですね。
ハスキーの写真集とかも置いてあるし。
ハスキー最高…。
しかもこの本、発売は1991年でした。
30年近く前の本なのに状態めっちゃ良い。
そしてこのカフェの面白いところは、謎の2人組が作る本格カレーも楽しめるということ。
写真の料理は、アジを使った南インドカレーとのことで、めっちゃ美味しかったです。
そして注目は、この2人組の生活。
先月までの1ヶ月間は近くの山でテント張って野宿してたんだそうです。
この2月の寒さの中で野宿…。
寒くてたまらない時は温泉に浸かりに行っていたそうです。
そんな感じでサバイバル生活していたところ、色んな人とのご縁があって今はこちらのカフェでカレーを提供するようになったそうです。
元旅館のカフェなので、住む場所も同時に手に入ったとかで。
…うーん、いろいろ謎ですね。
最後は謎の2人組が持ってきたスズキの燻製を嗅がせてもらい、お別れしてきました。
不思議ながらも温かい気持ちになったような、ならなかったような…。
別府という街の奥深さを感じさせられましたね。
次回、別府行く際はまたあの2人組に会いに行こうと思います。
いろいろお話聞きたい。
旅立ってなければ会えるはず。
家に帰ってからは、ADDress別府の家の家守の方々と、謎の柑橘系パーティーを楽しみました。
たまたま全員がデコポンや晩白柚を持ち寄るという奇跡…。
食後は、最近個人的にハマっている哲学トークを楽しみました。
特に「変人とはどのような人か?」という問いは面白かったですね。
旅をしながら生活する人。
虫を食べる人。
トイレを使わない人…
みんなそれぞれポリシーを持っていたり持ってなかったり。
確実に言えることは自分の理解の外側にいる人たちは結構いる、ということ。
しかし、自分の理解の内側にいる人って…?
そもそも自分の理解の内側にいる人なんていないんじゃないでしょうか。
結果、「自分以外の人は全員変人」ということで落ちつきました。
今週末は熊本で過ごします。
次はどのような出会いがあるのか…。
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