ドレスデン旅行一日目の続きです。
フラウエン教会に戻ってきました。この教会はバロック様式のプロテスタント教会として18世紀に建造されました。教会の手前に建つ像は、宗教改革を行ったマルチン・ルターのそれです。
教会のそばに、黒っぽい瓦礫があります。これはいったい何でしょうか…?
実はこの瓦礫は、第二次世界大戦で空襲を受けた際、倒壊してしまったオリジナルの一部なのです。写真の図解にありますように、ドーム型屋根のあの部分に当たるのがこの瓦礫です。現在は、11年の年月をかけて見事に再建され2005年に完成しました。
境界部分はこんな感じ。新しく造られた部分と、生き残ったオリジナルの部分の違いがはっきり分かります。
さてここからは、個人的にちょっとした「わ~い」なものを。
トラム(路面電車)です。プラハにももちろんトラムはありますが、古き良き時代のものが多く(それはそれで趣があってよいのですが)、新車両へ移行している途中なのか、統一感がありません。それからすると、こちらのトラムは見事なトウモロコシばりの色とスタイルの良さで、皆すべるように走行します。電亭にある電子表示板もカッコイイ。ずいぶん前のことなので、現在のトラムはもっと発展しているんだろうな。ドイツの科学力は世界一ィィィ!!
工事現場の近くに停めてありました。
何か飲ませてくれそうな感じです。夜九時前だったので、店じまいしていたのかな。