ども、Pockyです。
ALISには、「ユーザーのフォロー機能」というものがありません。
しかし、「ALISトークンの投げ銭機能」はあります。
ALISが掲げる「信頼の可視化」という観点から、この2つについて考えてみました。
◆ フォロー機能の構想
◆ フォロー機能のデメリット
◆ 投げ銭機能の矛盾
◆ まとめ
実はALISがサービス開始前に公開したホワイトペーパーでは、そのデザインにフォローボタンが組み込まれていました。
しかしなぜか実際にローンチされたALISブログでは無くなっています。
今日成功しているTwitterやインスタ、YoutubeといったSNSはもちろん、noteやSteemitといった他のブログサービスでも、フォロー機能はもはや当たり前の存在です。
当然ALISでも、フォロー機能実装の要望はサービス初期から挙がっていました。
しかしこの要望は未だ「開発予定」には追加されていないため、今のところALISはフォロー機能の実装を考えていないようです。
ALISがフォロー機能を導入しない実際の理由は分かりません。
考えられるのは、「記事の評価にフォロワー数のバイアスが入ること」でしょうか。
フォロワーが多ければいいねがつきやすいため、記事に対する評価の妥当性が疑われます。
また、フォロワーを持たない新規ユーザーが不利になりやすいというデメリットも生まれ、新規参入の障壁になり得ます。
フォロー機能をなくすことで、新規・古参といったユーザーのステータスに捉われなず、記事単体に対する平等な評価をつけることができます。
しかしフォロー機能のない現状で、平等な評価は実現できているでしょうか。
おそらく多くの人は、そうは感じていないのではないでしょうか。
そもそも、フォロー機能がないからといって、投稿者のバイアスを完全に払拭することはできないでしょう。
僕自身、信頼を置く投稿者さんの記事を贔屓目に評価している部分は少なからずあります。
さらに途中から実装された投げ銭機能によって、この評価基準も大きく変わりました。
今のALISでは、投げ銭に積極的な人ほど評価を得やすい傾向にあります。
例えば自分が投げ銭をもらった際に、お返しをしようとその人の記事を覗いていいねをしたり、投げ銭を送り返した経験はないでしょうか。
これは「返報性の原理」といって、人は他人から受けた施しや好意に対して何かしらのお返しをしたくなるという人間の心理です。
現状のALISでは、
「投げ銭する→投げ銭もらえる→トップに載る→高評価」
みたいな流れがあります。
別にこれがいい悪いの話ではないのですが、ALISが掲げる「信頼の可視化」、つまり「本当に価値のある記事に評価が集まる仕組み」とはかけ離れた結果になっている気がします。
なぜフォロー機能は実装しないのに、投げ銭機能を実装したのか。
これにはそれぞれ別の目的もあるのかもしれませんが、「信頼の可視化」に焦点を当てた場合、それらは矛盾しているように感じます。
しかし僕自身は別に投げ銭機能に反対ではなく、むしろ賛成です。
というのも、ALISはもっとコミュニティ重視のプラットフォームになって欲しいと思っているからです。
逆に「信頼の可視化」に拘る必要はないのでは?というのが本音です。
仮想通貨の話題だろうと個人的な日常の話題だろうと、みんなで投げ銭し合っていいねし合ってALIS貰えればいいじゃん、って。
なのでフォロー機能も是非実装して欲しいと思います。
フォロワー数はある意味、投稿者としての評価でもあります。
そしてこれは、ALISでブログを書き続けるモチベーションにもつながります。
フォロー機能を取り入れることで、ALIS離れ防止にも少なからず効果があるんじゃないでしょうか。
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