ども、Pockyです。
今までMEWのスマホアプリは使ったことなかったのですが、試しに入れてみたら使いやすくて良さげでした。
ただアプリが日本語非対応なので、登録に必要な初期設定やALISの送金方法などを解説しておきます。
◆ MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは?
◆ MEWアプリの登録方法と初期設定
◆ ALISトークンの送金方法
◆ 送金手数料(ガス代)について
◆ まとめ
MyEtherWallet (マイイーサウォレット) は、ETH (イーサリアム/Ethereum)に対応した仮想通貨ウォレットです。
ETHだけでなく、ETHをベースに発行されたERC-20という種類のコインは全て同じウォレットで管理することができます。
ALISトークンもERC-20規格なので、MEWでの保管や入出金が可能です。
MEWはオンラインウォレットではありますが、ハッキングのリスクで言えば取引所に置いておくよりはよっぽどマシなので、購入した仮想通貨はMEWなどの個人ウォレットに移しておくことが望ましいです。
ただし良くも悪くも秘密鍵を自分で管理しなければならないので、この管理には十分な注意が必要です。
もし秘密鍵を他人に知られればウォレットの資金は簡単に引き出され、逆に秘密鍵を紛失すればウォレットにアクセスできなくなります。
現在MEWはブラウザ版とスマホアプリ版の両方が提供されていますが、アプリ版は日本語に対応していません。
ここでは、スマホアプリ版の登録方法と初期設定を解説します。
ブラウザ(ウェブ)版でもやることは一緒です。
① まずはMEWアプリをインストールします。
・iOS→ App Store
・Android→ Google Play
② インストールが完了したらアプリを開き、「Create a wallet」からウォレットを作成します。
既に自分のウォレットを持っている場合には、「Restore」からリカバリーフレーズを使ってウォレットを復元することができます。
③ 次に「PINコード」を設定します。
任意の6桁の数字を設定し、忘れないように保管してください。
次の画面でもう一度PINコードを確認し、「Finish」を押せばウォレットの作成は完了です。
④ 次に、「Back up now」をタップし、秘密鍵となるバックアップを作成します。
このバックアップがないと、アプリを再インストールした時やスマホを買い替えた際などにウォレットの復元ができず、中に入っている仮想通貨をGOXすることになります。
⑤ 次の画面で「Start」をタップし、PINコードを入力します。
すると、リカバリーフレーズ(24個のランダムな英単語)が表示されるので、これらをメモして保存します。
このリカバリーフレーズはパスワードのようなものなので、他人には教えず大切に保管してください。
⑥ 「NEXT」をタップし、次の画面でリカバリーフレーズの確認を行います。
先ほどのリカバリーフレーズの中から、ランダムに選ばれた番号の英単語を選択します。例えば「Select word 1」では、「true」を選択します。
全て正しい単語を選択すれば、バックアップの作成は完了です。
ウォレットにETHやERC-20トークンを送金する時は、ウォレット画面の赤枠のアイコンをタップします。
すると自分のウォレットアドレスが表示されます。
アドレスは「0x」から始まる42文字の英数字です。
「Copy」をタップするとアドレスがクリップボードに保存されるので、送金先のページで貼り付けることができます。
また、他のデバイスによってQRコードで読み取ったり、「Share」ボタンからAirDropや他のアプリで共有することもできます。
送金する際は、くれぐれもアドレスを間違えないように気をつけてください。
最初は少額でテストしてみるのがオススメです。
最近は、イーサリアムの高騰による出来高増で、ガス代(送金手数料)が高いことに注意が必要です。
リアルタイムのガス代は、ETH Gas Stationというページでチェックできます。
高いガス代を払えば払うほど着金までの時間は早くなります。
・TRADER :ASAP(なる早)
・FAST:2分
・STANDARD:5分
ガス代の計算方法は「ガスプライス×ガスリミット」です。
ガスリミットとはその処理にかかるガスの大きさで、送金にかかるガスリミットは21000Gasです。
また、ガスプライスとは1Gas当たりの値段です。Gweiという単位が使われ、1Gwei=0.000000001ETHです。
つまり上の画像の例で通常速度で送金する場合のガス代は、
121 × 21000 × 0.000000001 = 0.002541ETH
1ETH=20万円とすると、1回の送金に約500円の手数料がかかります。
「計算とかわからんし面倒くせー」って方は実際に送金手続きで確認画面まで行ってみればリアルな手数料がわかります。そこでキャンセルできますので。
イーサリアムやALISトークンの保管場所として有用なマイ・イーサウォレットですが、それ意外にも様々な機能があります。
例えば、MEWでは以下のようなこと可能です。
・クレジットカードでETHを購入する。
・トークンのスワップ(他の通貨へ換金)する。
・ETHのステーキングして報酬を得る。
気になった方はインストールして使ってみてください。
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