プログラミングのイメージ画像は使い回しですみません。さて、最近ひょんなことからプログラミング的思考という言葉について、調べる機会がありました。そしてプログラミング教育とはいうけれど、プログラマーを育てることを主な目的にしている訳ではないという実情に気付いたのでした。
この点、論理的思考というものを勉強する時、必ずしも、というより多くの場合、命題論理とか述語論理とかを勉強する訳ではないのと似ているのかも知れません。
プログラミング的思考とは何か、文科省の様な所のお役人が定義している物にちらっと目を通してみると、難しい課題に取り組む時は、必要なタスクをスモールステップに分ける、とかいうような、ツブシのきく仕事術を教えようとしている様に見えます。
汎用的な仕事術ですからもちろんプログラミングを仕事にする上でも役に立つことには違いないですが、プログラミングをかじったことのある程度の私でも、(かじったことがある程度だからかも知れませんが)プログラミング自体を勉強する道からは大分離れている様に感じてしまうのです。
勉強する子供の視点から考えると、特に日本では、(アメリカなどでは将来なりたい仕事を尋ねると弁護士とか医者などと答えるのに対し)YouTuberになりたい、という子供が多い中、仕事術、などと言われても魅力を感じないから、プログラミング的思考ですよ、と銘打っている、というような事情があるのでは、と邪推します。