皆さんはすでにあるものが原因で、地球が滅亡していたという事実を知っていましたか?
ある日のび太は栗まんじゅうを食べるとなぜなくなってしまうんだと言い出す。
そこでドラえもんは件のひみつ道具である『バイバイン』をのび太に貸し出す。
この液体を栗まんじゅうにかけると、5分で倍になるという不思議な道具。
のび太は常に一個残しておけば永遠にまんじゅうが食べれるという大発見をする!!
しかし、結局いつも通り、増えた栗まんじゅうを処理できずにドラえもんに泣きつき、宇宙に送ってしまうという安定の落ちで話は終わる。
がしかし、ここで大きな問題が発生する勘の良い人ならもう気づいているかもしれないが、このバイバイン漫画も見ていると指数関数的に倍増している。
つまりこれは、5分で2個、10分で4個、15分で8個、2時間15分待つと1億個を超えてしまう計算になる。
今現在、観測可能と言われている宇宙は直径930億光年の球体と言われている。これを立方体になおすと750億光年m^3となる。
もし仮に栗まんじゅう(3cm^3)が常に横一列倍増していくとすると95回分裂した時点で1000億光年を超えてしまう、つまりこの横一列になったまんじゅうを次はz軸上に倍増させる、それを次にy軸上に倍増させることによって、1000億光年^3という栗まんじゅうの立方体ができる。
これを時間になおすと、約23時間とちょっと
つまり、ドラえもんが宇宙に栗まんじゅうを送って1日後には地球どころか、宇宙全てが滅亡してしまう計算だ。
だが、未だに地球の滅亡を読者たちは感じたことはないはずだ。
そこで、なぜまだ地球が滅亡していないのかを少し考えてみたい。
詳細の説明は省くが、物体が光の速さで進むとその物体は歳を取らないと言われているので、栗まんじゅうは地球にあった数以上には増えない。しかし、アインシュタインによれば物体が光の速度を超えることは不可能らしいので却下。
一個は小さい質量だけれども、集まれば大きな質量となり栗まんじゅうは増えるが、地球は埋め尽くされないということだ、しかしこれには問題があり地球の近くでブラックホールができたらそれで地球が滅亡しているのでこの説も却下。
たまたま、漫画の中では全てのまんじゅうにかかってしまって、指数的に増えているが実際は5分で一個しか増えないという計算。それなら確かに納得で地球の滅亡までにもだいぶ時間があるように思える。
これらのように、3つの案をあげたが③の案がもっとも辻褄が合うので、これで私たちの世界がまだ滅亡していないことの証明とさせていただきたい。
未来のひみつ道具は扱い方一つで、私たち人類を簡単に滅亡させれてしまう。つまり、私たちは今後発売されるであろう『バイバイン』の扱いには注意深く扱っていただき、本記事をぜひとも正式な取り扱い説明書として使っていただきたとメーカーさんにお願いしに行きたいと思う。