「旅」は行った人との人間関係を、良くも悪くも変える　～旅に行って気づいた事～

みなさま、こんにちは！

さおりです。

初めましての方は、まずどんな人間がこの記事を書いているのか、知って読んでいただいた方がしっくりくると思うので、よければご覧ください。↓↓↓

今回は「旅」を軸として人間関係をテーマに綴りたいと思います。

「旅」の形態も様々。

1人旅（バックパッカー）、夫婦旅、女子旅、グループ旅、等々。

私は上記の中だと、唯一1人旅だけしたことがありません。

自己紹介の記事でも記載していますが、

私の夢は

「行きたい時に行きたい人たちと、たくさん体験や旅を共有したい！」です。

 

行ってみたい国、体験したいことは山ほどあります。でも1人ではなんだか味気ない。

 

食事も映画も人と共感して楽しむことに喜びを感じる性質なので、家族、友人、仲間と共に「一度しかない人生」を大切な人たちと全力で楽しみたいと思っています。

と感じるため、今のところは一人より複数の大切な人たちと旅を楽しむ予定です。

（もしかすると一人旅にも目覚めるかもしれませんが、それはそれで楽しみです。）

「旅」はドラマであり、ドキュメンタリー映画です。

1人だと新たな出会いがものすごく多いのではないでしょうか？

（したことないので、私はわかりかねますが・・・）

では、複数人で泊まり、一緒に過ごすと何が起こるのか？

無人島に閉じ込められてヤバイ殺人鬼やモンスターに次々と殺されたり…

 

古くからの風習の残る村などに宿泊してしまい恐怖体験をしたり…

 

宿泊施設でいつのまにか名探偵の孫とか、身体は子ども頭脳は大人な少年と共に殺人事件に巻き込まれたり…

は、さすがにないと思いますが（笑

何が起こるかというと、

「それまでの人間関係に変化」

が現れます。

良い変化もあれば、

・表面上の付き合いしかなかったけど、一緒に過ごして仲良くなった！

・あの人、実はあんな性格なんだ！第一印象と違って面白い！

・話す機会が多くなって本音を言ったら実は同じことを思っていた！

悪い変化もある。

・あんな人だとは思わなかった。

・やっぱり価値観合わないな。

・腹の中では実はそんなこと思ってたんだ。ショック。

旅ではいつもの数時間の時間共有ではなく、（旅の日程にもよりますが）ゲーム風でいうと何かしらのトラブルという名の「イベント」が発生します。

旅には「予期せぬコト」が付きものです。

とっさの行動、とっさの発言。

以外とみんなは見ています。

数時間用に自分を形作っていた仮面が、時間の経過とともにボロボロと剥がれ落ちていきます。

剥がれ落ちた先に残るのは、「素」の部分です。

元々のその人の印象が100%とすると、加点・減点と周りは無意識に判定していきます。

まあ、勝手にイメージを持たれて、勝手に減点にされる、という状況はなかなかに酷だと思いますが。

付き合いたてのカップルや、結婚したばかりの夫婦の新婚旅行などは特に顕著だと思います。

これは「旅」に関わらず、

恋人だったら同棲を始めた時。

夫婦だったら結婚と共に一緒に暮らし始めた時。

という感じで生活を共にする際にも同じような「人間関係の変化」が起こります。

旦那さんと私の場合は、

旅をするごとに「信頼関係」が増したように思います。

新婚旅行は一緒に暮らし始めて2ヶ月ほどで行きました。

家族以外で他人と暮らすのはお互い初めて。

そんな2人が、慣れない暮らしの中での、結婚式の準備、新婚旅行の準備。

…色々とありましたよ。色々と（遠い目）

新婚旅行はポルトガル🇵🇹・スペイン🇪🇸10日間の旅。

そう、意外と長い10日間。

そんなにもずっと一緒にいることは初めてでした。

「・・・慣れない。」

私自身、海外旅行が久しぶりであるということもあり、ガチガチに緊張し、始終まるで警戒する猫のような感じでした（笑

旦那さんは一人でも海外に行くタイプで基本マイペース。

思いっきり楽しんだものの、イライラも蓄積され、喧嘩はしないものの、疲れがひどく

「ちょっと、当分ヨーロッパは行かなくてよいわ〜」

となってしまいました。

しかし転機は訪れました。

2018年旦那さんはお留守番してもらい、友人達とマレーシアに2回ほど行きました。

友人同士男女混合5人旅。

何かトラブルがあった場合、何とかしてみんなで解決、トラブル→解決の連続。

その時はどうなるかハラハラですが、5人もいるのでだいたいなんとかなります。

自分ができること・得意なことをする。

力を合わせた結果、とても濃く楽しい旅となりました。

そしてそれから私の海外旅行経験値がグンと上がりました。

あの時の新婚旅行を振り返ると、私の海外旅行経験値が上がったことで、当時は分からなかったことが色々と見えるようになりました。

「あーー。私は旦那さんに甘えていたんだなー」

その一言につきます。

・私自身基本受け身で、海外旅慣れているという旦那さんに頼りっぱなし。

・その国に行くことは旦那さんも初めてなのにも関わらず、思うようにいかないときは旦那さんが解決するまで「待ち」の状態。

・そして時間が過ぎ、予定通りにいかなくてイライラする私。

悪循環すぎる。

「こりゃ、私が悪いわ」と潔く認めました。

それから、私の中で「旅」というものは、「連れて行ってもらうもの」ではなく、「一緒に良いも悪いも全て含めて共有・体験するもの」に変わりました。

何かトラブルがあっても「きっとこれも笑える思い出の一つになるんだろーな」と思え、楽しむ方向にシフトできるようになりました。

実際、

ドイツ🇩🇪で旦那さんがスマホを落としたことも…

トラムにて交通違反をしてしまい最終日に罰金を取られたことも…

空港で受付が分からず探し回ったことも…

その時は大分と焦りましたが、今では良い思い出です。（笑

（また旦那さんとの珍道中の旅については、トラブル含め面白かったことを中心に別記事で綴りたいと思います。お楽しみに！）

「旅」も「家」も共に過ごす時間が長ければ長いほど「素」がポロポロとはがれやすくなります。

それは「当たり前」のことであり、ずっと外用の厚化粧じゃしんどいですもんね。

そのポロっとなる変化を「恐れる」のか、「楽しむ」のか。

「ついに本性を出しやがったな」と思うのか、「信頼して本音を言ってくれた」と思うのか。（笑

全てはあなたの選択しだいです！
 

お読みいただきありがとうございました。

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